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自然な甘みがあって赤ちゃんに人気の「さつまいも」。消化にやさしく栄養価も高いため、離乳食に取り入れやすい食材のひとつです。
ただし「いつから食べさせていいの?」「皮はむいたほうがいい?」「与えすぎると便秘になる?」など、気になる疑問も多いのではないでしょうか。
本記事では、さつまいもを離乳食で始める時期や下ごしらえのコツ、月齢別の調理方法、注意点を詳しく解説します。
さつまいもを離乳食に取り入れるメリット
さつまいもは赤ちゃんの離乳食デビューに用いられやすい
さつまいもは赤ちゃんにとって取り入れやすい食材です。
最大の魅力は自然な甘みで、砂糖を使わなくてもほんのり甘い味わいが楽しめます。
そのため、初めての離乳食に取り入れると赤ちゃんが食べやすく、スプーンを嫌がりにくいというメリットがあります。
さつまいもは栄養価の高い食材
栄養価の面でも優れており、食物繊維は腸の働きを整え、便秘の改善や予防に役立ちます。ビタミンCは免疫機能をサポートし、風邪予防に寄与。ビタミンEは抗酸化作用を持ち、細胞の健康を守る働きがあります。さらにカリウムは体内の水分バランスを整え、むくみ防止や血圧の調整にもつながります。
ただし、さつまいもには鉄分がほとんど含まれていません。
成長期の赤ちゃんにとって鉄分は非常に大切な栄養素のため、別の食材や補助食品を活用して補う必要があります。
さつまいもはいつから食べられる?
さつまいもは離乳食初期(生後5〜6ヶ月頃)から与えられる食材です。消化がよく、やわらかく加熱すると口当たりもなめらかになるため、離乳食デビューの食材として安心して使えます。
初期(5〜6ヶ月)
やわらかく煮てペースト状にし、おかゆに混ぜると食べやすい
中期(7〜8ヶ月)
角切りにして煮物やスープに入れる
後期(9〜11ヶ月)
おやきや蒸しパンにして手づかみ食べに活用
完了期(12〜18ヶ月)
スティック状にしておやつ代わりに
このように、月齢に応じて形状や調理法を変えることで、成長に合わせた食べ方が可能です。
下ごしらえのコツ
さつまいもは簡単に調理できる食材ですが、赤ちゃんが食べやすくするためには下ごしらえが大切です。
皮をむく:初期のうちは皮をむいて与えましょう。繊維が多く消化に負担がかかるためです。
水にさらす:切ったら水にさらし、アクを抜くと口当たりがよくなります。
やわらかく加熱:鍋で煮る、蒸す、電子レンジで加熱するなどして柔らかくします。
ペーストにする:初期は裏ごしやブレンダーを使ってなめらかに。
冷凍保存も可能で、ペーストや角切りを製氷皿に小分けにして冷凍しておけば、忙しいときにすぐ使える便利なストック食材になります。
月齢別の与え方
初期(5〜6ヶ月)
さつまいもをやわらかく煮て裏ごしし、ペースト状にして与えます。10倍がゆに混ぜると自然な甘みが加わり、赤ちゃんも食べやすくなります。量は小さじ1杯程度から始め、徐々に増やしていきます。
中期(7〜8ヶ月)
舌でつぶせる程度のやわらかさにし、角切りにして煮物やスープに加えます。にんじんや玉ねぎなどほかの野菜と組み合わせると彩りもよく、栄養バランスもアップします。
後期(9〜11ヶ月)
手づかみ食べを始める時期なので、さつまいもを使ったおやきや蒸しパンがおすすめです。ヨーグルトに混ぜるとデザート風になり、栄養価も高まります。
完了期(12〜18ヶ月)
スティック状に切ったさつまいもをそのまま与えたり、煮物やシチュー、カレーに取り分けて使います。おやつ感覚でも食べられるため、食事の補助や間食としても活用できます。
調理方法とアレンジメニュー
さつまいもペースト:離乳食初期に最適。おかゆやスープに混ぜると便利
さつまいもがゆ:甘みがあるため赤ちゃんが食べやすい
さつまいものスープ:中期以降におすすめ。野菜と組み合わせて彩りよく
さつまいもおやき:後期〜完了期の手づかみ食べにぴったり
さつまいも蒸しパン:おやつや軽食に最適。卵や小麦粉と合わせると栄養価もアップ
これらのアレンジを取り入れると、飽きずにさつまいもを続けられます。
栄養と注意点
さつまいもは栄養豊富で消化にもやさしい食材ですが、食物繊維が多いため与えすぎると便が緩くなったり、逆に便秘になったりすることがあります。量を調整しながら与えることが大切です。
また、糖質が多いためおやつ感覚で与えすぎると、食事のバランスが崩れる可能性もあります。主食や副菜の一部として取り入れるのが理想です。
さらに、鉄分はあまり含まれていないため、成長期の赤ちゃんに必要な鉄分は別の食材や補助食品から補う必要があります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. さつまいもは皮ごと与えても大丈夫?
A. 初期のうちは皮をむいた方が安心です。後期以降、柔らかく加熱すれば少量の皮も食べられるようになります。
Q2. 冷凍保存はできる?
A. ペーストや角切りにして小分け冷凍可能です。保存期間は約1週間を目安に使い切りましょう。
Q3. 下痢や便秘になったときはどうすればいい?
A. 食べる量を調整し、便の状態を見ながら与えます。下痢のときは一時的に控えめに。便秘のときは水分と一緒に摂らせると改善しやすいです。
Q4. さつまいもの品種によって違いはある?
A. 種類によって甘みや水分量が異なります。離乳食にはしっとり系の品種のほうがなめらかで食べやすいです。
Q5. 市販の焼き芋を使ってもいい?
A. 無添加のものであれば可能ですが、皮や硬い部分は取り除いて与えましょう。
まとめ
さつまいもは自然な甘みと食べやすさから、離乳食初期から安心して取り入れられる食材です。
便通を助ける食物繊維やビタミン類も豊富で、さまざまな調理法にアレンジできる便利な食材です。ただし鉄分は少ないため、鉄分補給の工夫を忘れずに。