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1歳児がごはんを食べない理由は?
①味・におい・食感が苦手
1歳ごろになると好き嫌いが出てきます。嫌な食感・苦い・酸っぱい・生臭いなど一度イヤだと思ってしまうと
それが食べない原因となってしまうことがあります。
大人も苦手なものを食べるとなるとためらいますよね。
②食形態が合っていない
チェックすべきポイントは・大きさ
・かたさ
・とろみ具合
などが考えられます。
これらが適切でないと食べない原因になってしまいます。
③お腹がいっぱい
子どもも大人と同じように、お腹がいっぱいだとご飯を食べたがらないことがあります。ごはんを食べないからと食事前にお菓子をあげていると、
お腹がいっぱいになってしまい食べない原因になってしまいます。
④食事環境が悪い(姿勢・雰囲気)
親が食べないからとイライラしていると雰囲気が悪くなります。食事は楽しい雰囲気でしたいですよね。
姿勢が悪いと食べづらい・食べる意欲が湧かない・歯並びに影響
などに関係してきます。
⑤体調が悪い
からだの調子が悪いと、食べれないだけではなく他の症状が出てくることが多いため注意が必要です。いつもと様子が違ったりしないか、よく観察することが大切です。
ごはん食べなくてイライラする時
ごはん食べない子どもにストレスを感じる?
愛するわが子であっても、ごはんを食べないとイライラしてしまう
パパママさんは多いのではないでしょうか。
子どもは親の気持ちを不思議なくらい感じとります。
‘’楽しい食事の時間だよ‘’と分かってもらうためにも、
イライラしないように工夫をすることが大切になってきます。
ではどのようにしてイライラを抑えるといいのか見ていきましょう。
パパ・ママがイライラしないための心得
・今の時期は食べないことがあるのが当たり前だと思う・少しでも食べてくれたらラッキーと思う
・固定概念にとらわれすぎない
・手作りにこだわらずにベビーフードにも頼る
1歳ごろになると食べたり食べなかったりするのが当たり前です。
食べさせないと!と無理に食べさせることはよくないので、
親が気持ちに余裕を持つことが大切です。
こうしなければ!と固定概念があると疲れてしまいます。
テレビやおもちゃを片付けるなど機嫌を損ねたりする場合は
一旦は応じてあげて食べることを優先させてみる。
毎日ではなくてたまには良いよねと割り切って親の気持ちを軽くしてみてください。
せっかく時間をかけて作ったものを食べてくれないとガッカリしています。
そんな時はベビーフードを取り入れてみるのもいいです。
月齢ごとに分かれているので形状や味などの参考に、
食べ慣れさせておくと災害時にも安心です。
ごはんを食べない時の対処法
原因①②食形態・味付けを変えてみる
◎ 1歳ごろの形態は歯ぐきで噛めるくらいのかたさが目安です。・1㎝程度の角切り
・スティック状
・乱切り
◎手づかみしやすいものをあげる
・ごはんをおにぎりにする
・握りやすいかたちに切る
・型抜きを使って可愛いかたちにする(ハート・花・星など)
1歳児の食事は手づかみが基本です。
ボロボロといっぱいこぼしてしまいますが、食べる練習なのであたたかく見守ってあげましょう。
また、自分で食べたいという気持ちがでてきて食事に対して積極的になります。
◎パサパサしたものには出汁あんかけやホワイトソースをかける
・ごはんのやわらかさを確認する
・魚や鶏肉など始めはとろみをつけてあげる
水分が少ないとパサっとして食べにくいものと認識してしまいます。
◎味付けに変化をつけてみる
・味付けをしていないなら出汁で煮てみる
・調味料を少量から始めてみる(醤油や味噌、ケチャップなどを数滴から)
原因③お腹が空くよう生活リズムを整える
・ミルクを飲んでいる場合はミルクの前に食事を出す・食事とおやつの時間を決めておく(おやつは食事の2時間前まで)
・起きる時間を一定にする
・身体を動かす遊びをする
・1回の食事時間は30分以内に終える
・ごはん以外の飲食(おやつ)を見直す
特にごはんを食べないからといって、
お菓子やジュースをあげる
↓
血糖値が上がる
↓
脳にお腹がいっぱいと信号を出す
↓
ごはんを食べない
となってしまうので要注意です。
◎おやつのオススメ
・バナナ
・ヨーグ目安
・さつまいも
・果物
◎飲み物のオススメ
・水
・お茶
・牛乳(はじめは少量から開始し1日200㎖が目安)
原因④楽しい食事環境を作る・姿勢が正しいか見直す
≪雰囲気≫・いつもと違う食器にいれてみる
・どれを食べたいか子どもに選択肢を与える
・食べたら褒めてあげる
・大人がおいしそうに食べるところを見せる
食べてよかったと思ってもらうことが大切です。
≪姿勢≫
・テーブルにひじがつくように
・背もたれと背中がつくように
・ひざは直角で足裏全面が地につくように
・ベルトでしっかり固定をする
姿勢を正すことで食事に集中でき、
うまく顎を使ってカミカミ・モグモグできるようになります。
歯並びにも関係してきますので、早めに姿勢を見直すことが大切です。
原因⑤体調や身体の状態をよく観察する
・いつもと様子が違わないか・発熱していないか
・皮膚や口の中に湿疹や傷がないか
子どもの様子をしっかり見ることが重要になってきます。
管理栄養士おすすめ1歳児食べない時のメニューはコレ!
手づかみ食べができるもの
①フレンチトースト(フライパン) (忙しい朝におすすめ電子レンジ)
≪フライパン≫
材料1食分
・食パン8枚切り 1枚(6枚切りなら1/2枚)
・卵 1個
・牛乳 50㎖
・無塩バター 5g
作り方
①食パンの耳を切り落とし、持ちやすい大きさに切る
②卵と牛乳をよく混ぜあわせる
③パンを浸して両面にしっかりと染み込ませる
④フライパンにバターを入れ弱火で熱しパンを焼いていく
焼き色がついたらひっくり返して蓋をし約3分焼く
※中までしっかり火が通っているか確認してくださいね
材料1食分
・食パン8枚切り 1枚(6枚切りなら1/2枚)
・卵 1個
・牛乳 100㎖
作り方
①食パンの耳を切り落とし4~6等分に切る
②耐熱容器に卵と牛乳をよく混ぜあわせる
③パンを浸して両面にしっかりと染み込ませる
④ふんわりラップをして電子レンジ500W2分加熱し
ひっくり返してさらに30秒加熱する
⑤持ちやすい大きさに切る
※中までしっかり火が通っているか確認してくださいね
②オートミールお好み焼き
材料4食分・オートミール 50g
・卵 1個
・キャベツ 130g
・青のり 小さじ1
・かつお節 2.5g
・お好みの具材 50g(ツナ・ささみなど火を通したもの)
・水 100㎖
作り方
①オートミールと水を耐熱容器に入れ500W1分加熱する
②キャベツをみじん切りに、具材は小さく切る又はほぐしておく
③ボウルに材料すべてを入れよく混ぜ合わせる
④フライパンで両面を焼く
★フライパン用のアルミホイルを使うとくっつきにくい
★冷凍しストックしておくと便利
1歳児がごはん食べなくて栄養が心配なときはコレ!
にこにこ鉄分
子どもの‘’脳の成長‘’に重要な【鉄分1日分を1本】で補うことができるパウダータイプのサプリメントです。他にもたんぱく質、カルシウム、ビタミンD、亜鉛、DHAなどが含まれているので簡単にバランスの良い栄養補給ができます。
料理や飲み物などにまぜても気にならない無味無臭なのも魅力です。
パパママの気持ちも楽にしてくれるはずです。
ライタープロフィール
小林夏希
保有資格:管理栄養士・オンラインフードクリエイター
栄養士短期大学を卒業後、病院・高齢者福祉施設にて勤務。
出産を機に在宅ワークにシフトチェンジし健康関連の執筆などを行う。
1児の母で育児に奮闘中。
小林夏希
保有資格:管理栄養士・オンラインフードクリエイター
栄養士短期大学を卒業後、病院・高齢者福祉施設にて勤務。
出産を機に在宅ワークにシフトチェンジし健康関連の執筆などを行う。
1児の母で育児に奮闘中。