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10ヶ月ごろの赤ちゃんは、食べられる食材が増え、食事リズムも整ってくる大切な時期です。
本記事では、10ヶ月の離乳食における適切な量、スケジュール、食材、簡単レシピ、そしてこの時期に注意したい鉄分不足についても詳しく解説します。

10ヶ月の赤ちゃんの発達と離乳食の役割
10ヶ月は「離乳後期(カミカミ期)」にあたる
10ヶ月の赤ちゃんは、離乳後期(通称:カミカミ期)に入っています。
歯ぐきで食べ物をつぶす力がついてきて、やわらかい固形物を上手に食べられるようになってきます。
手づかみ食べへの関心も高まり、食への興味が広がるタイミングです。
この時期に大切なのは「食べる力」と「栄養の自立」
10ヶ月ごろからは、母乳やミルクに加え、食事からしっかり栄養をとる準備が始まります。
噛む・飲み込む・自分で食べるといった「食べる力」を育むと同時に、鉄分やたんぱく質など栄養の自立も意識する必要が出てきます。
10ヶ月の離乳食|食材の量と1日のスケジュール例
1回の目安量(主食・野菜・たんぱく質・果物など)
1回あたりの目安量は、主食(軟飯)80〜90g、野菜・果物40〜50g、たんぱく質15〜20g程度が目安です。
赤ちゃんによって食欲に差があるため、無理に食べさせる必要はありません。完食しない日があっても、元気なら心配いりません。
離乳食と授乳のタイミング例(1日3回+ミルク)
【スケジュール例】
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7:00 起床・授乳
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8:00 朝食(離乳食)
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11:00 授乳またはおやつ
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12:00 昼食(離乳食)
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15:00 授乳
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17:30 夕食(離乳食)
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19:30 授乳・就寝
このように、1日3回の離乳食を中心に、授乳も組み合わせて栄養を補う形が理想です。
10ヶ月で食べられる食材と注意点
食べられるものの幅が大きく広がる時期
10ヶ月ごろは、白身魚や鶏肉、豆腐、野菜、果物など、さまざまな食材を使った離乳食が可能になります。
味覚の発達を助けるためにも、いろいろな味・食感を経験させてあげましょう。
避けたほうがよい食材(生もの・味付けの濃いもの など)
はちみつ、刺身、脂の多い肉や魚、加工食品などはこの時期もNGです。
味付けは基本的に素材の味を活かし、塩分はできるだけ控えましょう。調味料を使う場合は、ごく少量にとどめるのが安心です。
10ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ!簡単おすすめレシピ5選
やわらかおにぎり
軟飯を一口大ににぎって、のりや青のりを少量まぶすだけ。手づかみ食べの練習にも最適です。
豆腐と野菜のあんかけ丼
柔らかく煮たにんじん・小松菜・豆腐をだしでとろみ付け。栄養バランスのとれた一品です。
さつまいもとツナのマッシュ
甘みのあるさつまいもとツナを合わせた優しい味のマッシュ。おやつや軽食にも◎。
鮭と野菜の雑炊
出汁で煮た鮭とにんじん・だいこんを軟飯と混ぜて雑炊風に。鉄分やたんぱく質も補えます。
バナナ入り蒸しパン
小麦粉、牛乳、バナナを混ぜて電子レンジで加熱するだけの簡単おやつ。鉄分強化で「にこにこ鉄分」を混ぜてもOK!
10ヶ月ごろに気をつけたい鉄分不足
赤ちゃんは9〜11ヶ月ごろから鉄分が不足しやすい
母体からもらった鉄分の蓄えが切れる9〜11ヶ月ごろは、赤ちゃんの鉄分不足に注意が必要な時期です。
鉄分は脳や体の発達に欠かせない栄養素ですが、食事だけで必要量を補うのが難しい場合もあります。
レバーや赤身肉は与えにくい…そんなときは「にこにこ鉄分」
レバーや赤身肉は鉄分豊富ですが、離乳食で与えるにはハードルが高く、味や臭いで嫌がることも。
そんなときは、いつもの離乳食に混ぜるだけで鉄分が補える「にこにこ鉄分」がおすすめ。無味無臭で赤ちゃんも食べやすく、続けやすい鉄分補助食品です。

10ヶ月の離乳食でよくある悩みと対処法
食べムラがある/好き嫌いが出てきた
日によって食べたり食べなかったりするのは自然なこと。無理に食べさせず、楽しく食卓に向かうことを大切にしましょう。
手づかみ食べばかりで食べさせにくい
手づかみ食べは自立への第一歩。手が汚れるのが気になる場合は、おしぼりや汚れにくい食材を活用して見守りましょう。
栄養バランスが偏っている気がする
1食ごとではなく、1日・1週間単位でバランスを見ましょう。足りない栄養は「にこにこ鉄分」などの補助アイテムも活用できます。
まとめ|10ヶ月は「自分で食べる」第一歩。栄養と経験をバランスよく
10ヶ月は、赤ちゃんが「自分で食べる」力を育てる大切な時期です。
毎日の離乳食を通して、食材の味や食べる楽しさを知り、成長につなげていきましょう。
栄養のバランスが気になるときは、補助食品を活用するのも一つの方法です。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。
よくある質問
Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?
貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。
Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?
1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。
Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?
レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。
Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?
ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。
Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?
1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

