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子供の鉄分不足にはサプリがおすすめ
好き嫌いが多く偏食気味だったり少食だったりすると、食事から摂取する鉄分が不足しやすくなってしまいます。
そのためいろんな食材をバランスよく摂るのが難しい時期の子供は、食事だけではなかなか鉄分を摂取しにくい傾向があります。
今回は子供が鉄分不足になるとどうなるかやサプリメントの正しい選び方、おすすめの市販の子供用鉄分サプリをご紹介します。
子供向けおすすめの鉄分サプリ6選
料理に入れるパウダータイプの鉄分サプリ - にこにこ鉄分
「にこにこ鉄分」はほぼ無味無臭の粉末サプリで、料理やヨーグルト、飲み物などに混ぜるだけで簡単に鉄分を補えます。
保存料や着色料、甘味料などの6種類の添加物が無添加で、生後6カ月以降の赤ちゃんから食べられるので、離乳食の時期にもおすすめです。
普段の食事で手軽に鉄分を補いたい方は、料理に入れる鉄分サプリがおすすめです。
料理に入れる鉄分サプリはパウダー状や顆粒状のものが多いので、チュアブルタイプが食べられない小さい子供やタブレットを飲み込むのが苦手な子供にも向いています。
おやつとして食べられる鉄分サプリ - 親子で鉄分
ファンケルの「親子で鉄分」は、水なしで噛んで食べられるチュアブルタイプのサプリメントです。
プルーン風味でおいしく食べられるので、鉄分不足が気になるママやパパも一緒に食べたいという方にもおすすめです。
おやつ感覚でおいしく食べられるサプリメントを選びたい方やドラッグストアなどで購入できる市販のサプリメントを選びたい方には、グミやチュアブルタイプのサプリメントから選ぶのもよいでしょう。
飲み物タイプの鉄分サプリ - 豊潤サジー
普段からジュースを飲む場合は、飲み物タイプのサプリメントに置き換えるのもおすすめです。
「豊潤サジー」は、鉄分やビタミン、ミネラルなど子供の成長に必要な栄養を手軽に補える飲み物です。
ビコアサジーという果物から作られているジュースなので、植物由来のサプリメントを選びたいという方にも向いています。
そのまま飲むことも可能ですが、酸味があるので子供に与える際は水で割って飲んだりヨーグルトや牛乳に混ぜて与えたりするのもよいでしょう。
チュアブルタイプの鉄分サプリ - サプリZOO鉄+葉酸
「サプリZOO 鉄+葉酸」は、かわいい動物型のチュアブルタイプで、噛んでおいしく食べられる子ども向けサプリメントです。
1粒に鉄分と葉酸をバランスよく配合し、成長期の体づくりをサポートします。
グレープ味で食べやすく、保存料・着色料・人工甘味料は不使用です。

グミタイプの鉄分サプリ - グミサプリキッズ(KIDS)
「グミサプリKIDS 鉄+葉酸」は、子どもが毎日おいしく続けられるように設計されたグミタイプのサプリメントです。
1粒に鉄分と葉酸をしっかり配合し、成長期の栄養サポートにぴったり。やさしいぶどう味で、おやつ感覚で食べられるのが魅力です。

レバーをパウダー状に - まるごと鶏レバー
「まるごと鶏レバー」は、国産鶏のレバーをそのままフリーズドライ加工した、自然由来の鉄分補給食品です。
レバーに含まれるヘム鉄をそのまま摂取できるため、吸収効率が高く、添加物を使わずに鉄分を補いたい方におすすめです。

子供に鉄分が必要な理由
子供が鉄分不足になるとフラフラしたり、活動的になれなかったり、顔色が気になるようになったりします。
育ち盛りの子供の場合は、集中力が続かないなどの症状が現れる可能性もあります。
鉄分不足は血液検査をしてみないとはっきりとはわかりませんが、普段から鉄分の多い食材をあまり食べない場合や食事の量が少ない場合は、不足しないように意識して鉄分を補える食事を心がけましょう。
鉄分の種類
鉄分は、体内で酸素を運ぶヘモグロビンを作る重要な栄養素で、子供の成長や発達に欠かせません。
この鉄分には大きく分けて「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
それぞれの特徴を理解することで、食事やサプリからの効果的な摂取が可能になります。
ヘム鉄は動物性食品に多く含まれ、吸収率が高いのが特長。
一方、非ヘム鉄は主に植物性食品に含まれ、ビタミンCなどと一緒に摂ることで吸収が促進されます。それぞれの違いを知ることで、子供の鉄分不足対策に役立てましょう。
ヘム鉄
ヘム鉄は、赤身の肉や魚、レバーなどの動物性食品に多く含まれる鉄分の一種です。
特長は吸収率の高さで、体内への吸収率は15〜30%とされ、非ヘム鉄よりも効率よく鉄分補給ができます。
成長期の子供には特に重要な栄養素で、血液中のヘモグロビンを作り、全身に酸素を運ぶ働きがあります。
食事で補う場合、赤身の肉やレバー料理を取り入れると良いですが、匂いや食感が苦手な子供も多いため、補助的に鉄分サプリを活用するのもおすすめです。
非ヘム鉄
非ヘム鉄は、主にほうれん草や小松菜、大豆製品などの植物性食品に含まれる鉄分です。
吸収率は2〜5%とヘム鉄より低めですが、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ることで吸収率を高めることができます。
普段の食事では野菜中心の家庭や、動物性食品が苦手な子供にとって重要な鉄分源です。
調理の工夫としては、野菜炒めに赤ピーマンを加える、豆腐料理にブロッコリーを添えるなど、ビタミンCと組み合わせるのが効果的です。
子供向け鉄分サプリのおすすめの選び方
子供は1日3食、栄養バランスよく食事や間食が摂れていれば、ほとんどの場合にサプリメントは必要ないとされています。
しかし普段から食事をあまり食べない場合や少食で鉄不足が気になる場合は、サプリメントを取り入れてみるのもよいでしょう。
鉄分サプリメントの選び方を解説するので、どのサプリメントを選べばいいか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
サプリを選ぶなら、成分と吸収性をチェックしよう
鉄分サプリにはいくつかの種類があります。例えば、硫酸鉄(ferrous sulfate)、グルコン酸鉄(ferrous gluconate)、キレート鉄などです。
第一鉄(たとえば硫酸鉄)は溶解性が高く、吸収されやすいという特徴がありますが、胃腸への負担が出やすいこともあります。
一方、キレート鉄という形態は吸収性に優しいという意見もありますが、クリニックなどでは慎重に扱うべきという見解もあり、「すぐに使ってはいけない」という警鐘を鳴らす声もあります。
過剰は危険!誤飲や副作用に要注意
鉄分サプリは、少量でも過剰になると体に負荷をかけることがあります。たとえば、45mg/日以上の高用量サプリは、吐き気・便秘・胃腸の不調などを引き起こす可能性があります。
また、家庭内で誤って子どもがサプリを多量に飲んでしまうケースは、急性中毒として重大な健康リスクになります。特に鉄剤・サプリの誤飲による事故は報告があるため、手の届かない場所に保管すること が非常に重要です。
サプリを使用している場合には、体重に対する鉄量、他のサプリや食事での鉄分と合算して過剰とならないかも、注意を払いましょう。
鉄分含有量
鉄分サプリメントを選ぶ際は、1日あたりに摂取可能な鉄分含有量から選ぶとよいでしょう。
日本人の食事摂取基準(2020年版)より、1〜2歳では4.5mg/日、3〜7歳では5.5mg/日、8〜17歳では性別や月経の有無によっても推奨量は変わっていますが、7.0〜10.5mg/日程度の摂取が推奨されています。
子供の年齢や月経の有無に合わせて必要な量を補えるサプリメントを選びましょう。
3〜7歳では1日あたり4mg程度、8歳以上であれば1日あたり7〜10mg程度摂取可能なものを選ぶといいですね。
味
毎日摂取する必要があるサプリメントは、子供の好みの味から選ぶのもよいでしょう。
子供用サプリメントの形状は水なしで噛んで食べるチュアブルタイプやグミ、ジュース感覚で飲める飲み物など、おいしく食べられるものが販売されています。
配合成分のバランス
鉄分以外に含まれている栄養成分にも注目して選んでみてください。
子供用のサプリメントには、鉄分以外にも子供の成長に必要なカルシウムやビタミン、ミネラルなどの栄養がバランスよく含まれている商品が多く販売されています。
普段の食事で小魚や牛乳、乳製品などをあまり食べない場合は、カルシウム配合のものを選ぶとよいでしょう。
好き嫌いがあって偏食気味な場合は、ビタミンやミネラルも一緒に補える商品がおすすめです。
ビタミン含有量
配合成分のうち、特にビタミンは鉄分の吸収に大きな影響を与えることがあります。
ヘム鉄の吸収率はおよそ50%と高いのに対し、非ヘム鉄の吸収率がおよそ15%と低いですが、ビタミンCとともに摂取することでこれを改善できる可能性があります。
また、【The Association between Iron and Vitamin D Status in Female Elite Athletes】によると、「ビタミンDの摂取量が少ないアスリートは、鉄欠乏貧血が発症する頻度が高い」という研究結果も出ています。
まとめ
子どもの鉄分不足は、体の成長や集中力、元気の源に関わる大切な栄養の問題です。しかし、好き嫌い・少食・偏食などの理由で、日々の食事だけで十分な量を摂るのは簡単ではありません。
そんなときは、食事を基本にしながらサプリメントを上手に取り入れることで、無理なく鉄分を補うことができます。
鉄分はビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ることで吸収率が高まります。
レバーや赤身肉などのヘム鉄を意識しつつ、野菜や果物などのビタミン源を組み合わせるとさらに効果的です。

よくある質問
管理栄養士プロフィール
谷岡友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。









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