頭のいい子に育つ 子供の集中力を高める食べ物とは?

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子供の脳神経のほとんどは6歳までに完成する

我が子の幸せを願うママやパパでは「頭が良い子供に育てられる?」「子供の頭が良くなる食べ物はある?」など疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

子供の脳神経は、ママのおなかにいる妊娠2カ月ごろから作られ始めます。6歳ごろになると大人の脳の90%にまで成長し、12歳ごろではほぼ完成します。

そのため脳の成長に必要な栄養素は、6歳までに食事から補うことがとても重要です。

今回は子供の集中力をサポートする栄養素やおすすめの食材、脳の成長に必要な栄養を補えるレシピを紹介します。

 

子供の集中力をサポートする3つの栄養素

乳幼児期の子供は特定の食べ物を食べたからといって、頭が良くなるわけではありません。

子供の脳を含む成長に必要な栄養素にはさまざまな種類が存在しており、それぞれバランス良く食事から補うことが大切です。

子供の集中力をサポートする栄養素の中でも、特に意識して食事から摂取したいものを3つ紹介します。

 

ブドウ糖

ブドウ糖はエネルギー源になる栄養素で、子供が活動するにあたって重要な役割があります。

脳の主なエネルギー源としても多量にブドウ糖が利用されるため、普段の食事で不足しないように毎食補いましょう。

食事が摂れていたり炭水化物を抜くような食生活を送っていない場合は、不足することはあまりありません。しかしブドウ糖が不足すると、注意力や集中力に悪い影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

 

DHA

DHAは体内で合成できない脂肪酸で、食事から摂取する必要があります。

機能性表示食品では「DHAには認知機能の一部である、数・ことば・図形・状況などの情報の記憶をサポートする機能がある」という報告がされている成分でもあります。

DHAは認知機能以外にも普段から脂っこい食事をする方や、味の濃い食事を好む方にも向いている栄養素です。

鉄分

鉄分は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
子供の集中力をサポートするためには、鉄分を食事からしっかり摂取して脳に十分な酸素を届ける必要があります。

鉄分は乳幼児期の子供で不足しやすい特徴もあるので、普段の食事で鉄分が多い食べ物を積極的に摂ることを意識しておくとよいでしょう。 

子供の集中力をサポートするおすすめの食材

子供自身のためを思って、頭がいい子供に育ってほしいと願うママやパパも多いですよね。

新しい学びが多い子供の成長をサポートするためには、普段の食事で子供の集中力をサポートする食材を意識して取り入れましょう。

ブドウ糖を多く含む食材

脳の主なエネルギー源でもあるブドウ糖は、穀類や野菜類、果物類などの糖質に多く含まれています。

子供は大人に比べて代謝能力が未熟であるため、1日3食や間食でブドウ糖を多く含む食材をしっかり補いましょう。

・ごはん
・食パンやロールパン
・さつまいもや干し芋
・ぶどう
・パイナップル
・はちみつ    など
・ジャム

DHAを多く含む食材

脳を含めた成長期のサポートをするDHAは、青魚に多く含まれています。

普段から魚をあまり使わないという方は、缶詰を利用してみるのもよいでしょう。

・さんま
・さば
・いわし
・さばの味噌煮缶
・ツナ缶     など

鉄分を多く含む食材

鉄分を多く含む食材は、子供の集中力をサポートしたい時におすすめです。赤身の肉や魚、野菜類などの食材に多く含まれているので普段から意識して摂取しましょう。

野菜に多く含まれている鉄分はからだに吸収しにくい性質を持つため、吸収のサポートになるビタミンCが多い食べ物と一緒に食べるのがおすすめです。

・豚レバーや牛レバー、鶏レバー
・牛肉(赤身)
・いわし
・かつお
・まぐろ
・納豆
・小松菜
・枝豆   など

子供の集中力に悪影響を与える食材

頭がいい子供には欠かせない集中力。集中力に悪い影響をもたらす可能性がある食材について解説します。

絶対に食べてはいけないというわけではありませんが、かたよった食事にならないように気をつけましょう。

加工品などトランス脂肪酸を多く含む食材

トランス脂肪酸はマーガリンやファストスプレッド、ショートニングに多く含まれている食材です。

またトランス脂肪酸が多い食材を使用して製造されているパンやケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などにも多く含まれています。

脳に関わる酵素の働きを阻害するため、毎日多量に食べるなどの食べ過ぎには注意が必要です。

合成甘味料を多く含む食材

「ゼロカロリー」や「カロリーオフ」と表記されている商品に多く使われている合成甘味料。

砂糖に比べると少量でも強い甘味を感じられる特徴があるため、市販のお菓子やジュースなどの清涼飲料水に多く使われています。

合成甘味料が子供の脳の発達に悪い影響を与えるという科学的根拠は現在ありませんが、過剰な合成甘味料の摂取は成長期の子供にとって悪い影響を与える可能性があるともいわれています。

市販のお菓子や清涼飲料水を購入する際は、原材料表示を見て合成甘味料がたっぷり使われていないかチェックしてみるのもよいでしょう。

<代表的な合成甘味料>
・アテルスパーム
・アセスルファムカリウム(アセスルファムK)
・スクラロース
・サッカリン       など

鉄分とDHAは食事での摂取が難しい



子供の集中力をサポートする栄養素の鉄分やDHAは、普段の食事で積極的に摂取したい成分です。

ただしこれらの栄養素は食事から摂取しにくい特徴もあります。

食事での鉄分の摂取が難しい理由

鉄分はさまざまな食品に多く含まれていますが、食事から摂取するのは難しい成分でもあります。

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類が存在しています。
肉や魚などの動物性食品に多く含まれているヘム鉄は、体内で効率よく吸収されるためしっかり鉄分を補いたい方におすすめです。

ただし小松菜や納豆、ひじきなどの植物性食品に含まれている非ヘム鉄は、体内での吸収率は5%以下程度ともいわれており効率よく吸収しづらい特徴があるため調理時にはビタミンCが多い食べ物と組み合わせるなどの工夫が必要になってしまいます。

食事でのDHAの摂取が難しい理由

DHAはサバやイワシなどの青魚に多く含まれているため、魚を普段から摂取する場合はしっかり補える栄養素です。

しかし近年では日本人の食事で魚を積極的に取り入れる方は少なくなってきており、DHAの摂取量が厚生省の目標量を満たせていない現実があります。

1日あたりに必要なDHAを子供が食事からしっかり補うためには、かなりの量を食べなければいけなくなってしまいます。

鉄分・DHAがとれるおすすめのレシピ2選

子供の集中力をサポートする鉄分や、DHAが補えるおすすめのレシピを紹介します。

成長期の子供に欠かせないカルシウムやビタミンDなどの栄養素も、一緒に補えるレシピがおすすめです。

レシピ①「桜えびの和風パスタ」


【材料(1人分)】
・スパゲティ(乾)…35g
・玉ねぎ…中1/6個
・ほうれん草…30g
・サラダ油…適量
・しょうゆ…小さじ1/2
・桜えび…小さじ1

【作り方】
①鍋にお湯を沸かして、半分に折ったスパゲティを表記時間ゆでる。
②玉ねぎは1cm幅の薄切りにし、ほうれん草は1.5cm角程度に切る。
③フライパンに油を熱し、②を火が通るまで炒める。
④しょうゆで味付けをして、皿に盛り付け桜えびを上から散らす。

レシピ②「サバ缶で簡単あら汁風」


【材料(3人分)】
・サバの水煮缶詰…1個
・玉ねぎ…1/4個
・わかめ(乾燥)…少々
・水…370cc
・みそ…小さじ3

【作り方】
①鍋にサバの水煮缶の汁ごと、薄切りにした玉ねぎとわかめ、水を加えて火にかける。
②食材に火が通ったらみそを加える。

鉄分とDHAを効率よく摂取できるにこにこ鉄分

食事での摂取が難しい鉄分とDHAを手軽に補いたい方は「にこにこ鉄分」がおすすめです。

にこにこ鉄分は、鉄分やDHAなどの子供の成長に必要な栄養素をまとめて補える粉末タイプのサプリメントです。

普段の料理や飲み物に混ぜてあげるだけで、簡単に体内で吸収されにくい性質のある鉄分や、しっかり量を摂取する必要があるDHAを補えます。

子供の集中力のサポートとして、食事で何かしてあげたいと感じているママやパパはぜひ試してみてくださいね。





おわりに


6歳までに脳のほとんどが出来上がる子供。
頭が良くなる食べ物や集中力をサポートしてくれる食べ物を、食事に取り入れたいと思うママやパパも多いですよね。

子供の集中力が気になる場合は、普段の食事で不足しやすい鉄分やDHAを意識して摂取するように心がけましょう。

簡単に鉄分やDHAなどの子供の成長に必要な栄養を補いたい場合は、にこにこ鉄分をぜひ取り入れてみてくださいね。

【ライタープロフィール】

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。