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赤ちゃんの離乳食にしらすを使っても大丈夫?
しらすは、生後5〜6カ月ごろの初期から食べられる食材です。赤ちゃんの成長に必要なタンパク質やカルシウム、ビタミンDが豊富に含まれていて、身もやわらかいので離乳食で使う食材に向いています。
しらすを離乳食で使う際は、塩抜きをしたり赤ちゃんの月齢に合わせた形状にしたりして食べやすく工夫をしてあげましょう。
今回は保育園勤務の管理栄養士が離乳食でおすすめのしらすレシピやしらすを離乳食で使う際のポイントをご紹介します。ぜひ記事を参考に、毎日の離乳食作りでしらすを取り入れてみてください。
離乳食初期のおすすめ
しらすレシピ
【基本のしらすペースト】
【材料(1回分)】
・しらす(塩抜き済み)…小さじ1
・水…小さじ1
【作り方】
①すり鉢にしらすを入れてすりつぶす。
②水を少量ずつ加えて、混ぜ合わせながら再度すりつぶす。
離乳食中期のおすすめ
しらすレシピ
【しらすとブロッコリーのとろ煮】
【材料(1〜2回分)】
・しらす(塩抜き済み)…小さじ1
・ブロッコリー(蕾)…20g
・だし汁…大さじ4
・水溶き片栗粉…少々
【作り方】
①ブロッコリーはみじん切りにする。しらすも大きい場合は小さく刻む。
②鍋に①とだし汁を加えて弱火でやわらかくなるまで煮込む。
③水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
離乳食後期のおすすめ
しらすレシピ
【しらすの豆乳リゾット】
【材料(1回分)】
・軟飯…80g
・しらす(塩抜き済み)…小さじ2
・無調整豆乳…80ml
・ピザ用チーズ…少々
【作り方】
①鍋に軟飯としらす、無調整豆乳を入れて弱火にかける。
②ピザ用チーズを加えて混ぜ合わせる。
しらすを離乳食に使用する際のポイント
離乳食初期から食べられるしらすは、赤ちゃんにもおすすめの食材です。ただししらすには塩分が多く含まれているので、離乳食で使う際には塩抜きをしてから調理しましょう。
しらすの塩抜きの方法や、いつまで塩抜きをしなければならないのかなどについて管理栄養士が解説します。
しらすの塩抜きの方法
しらすの塩抜きの方法は、鍋や電子レンジで加熱する方法や熱湯を回しかける方法があります。離乳食初期や中期で塩分を抑えたい場合は、鍋や電子レンジを使った塩抜きの方法が向いています。
塩抜きをしたしらすは、冷凍保存袋や冷凍保存容器などに移して冷凍保存しておくと使いたい時にすぐに使えるのでぜひ試してみてください。
<鍋で塩抜きする方法>
①鍋に水としらすを加えて2分程度ゆでる。
②しらすをザルに上げて水切りする。
<電子レンジで塩抜きする方法>
①耐熱容器にしらすとかぶる程度の水を加える。
②ふんわりとラップをして、電子レンジ600Wで1分程度加熱する。
③しらすをザルにあげて水切りする。
<熱湯をかけて塩抜きする方法>
①茶漉しやザルにしらすを入れる。
②熱湯を回しかける。
しらすの塩抜きはいつまで必要?
しらすの塩抜きは、生後12〜18カ月の離乳食完了期までは必要です。離乳食のうちは、素材本来の味を楽しむことが大切です。初期や中期など調味料をほとんど使用しない時期では、しらすに含まれている塩分をしっかり取り除きましょう。
生後9〜11カ月ごろの後期以降になって赤ちゃんが薄味の離乳食を食べてくれなくなった場合は、しらすの塩抜きをあえてせずに調味料として利用するのもおすすめです。
栄養バランスの取れた離乳食には にこにこ鉄分
しらすに多く含まれているタンパク質やカルシウムは、赤ちゃんの成長に必要不可欠な栄養素です。しらすに多く含まれている栄養を手軽に補いたい方は「にこにこ鉄分」もおすすめです!
にこにこ鉄分は粉末タイプのサプリメントで、赤ちゃんの成長に必要なタンパク質やカルシウム以外にも、鉄分やビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養素をまとめて補えます。
普段の離乳食で栄養バランスが取れているか心配な方や、赤ちゃんが栄養のある食材を食べてくれない場合は、ぜひ料理に混ぜて試してみてください!
おわりに
タンパク質やカルシウムなどの成長に必要な栄養素が豊富に含まれているしらすは、離乳食初期から食べられるおすすめの食材。
離乳食のうちは塩抜きをする必要がありますが、生後9〜11カ月以降で調味料の代わりとしてそのまま取り入れるのもよいでしょう。
今回紹介したしらすの離乳食レシピを参考に、ぜひご家庭でもしらすを離乳食で取り入れてみてくださいね。
【ライタープロフィール】
谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。