ぐっすり眠りたいあなたへ!赤ちゃんが夜泣きする原因と対処方法を紹介

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ぐっすり眠りたいあなたへ!赤ちゃんが夜泣きする原因と対処方法を紹介

「赤ちゃんの夜泣きで、毎日眠れない」と、悩んでいませんか。
赤ちゃんは泣くのが仕事とはいえ、毎日だと心身共に削られてしまいますよね。
「なぜ赤ちゃんは泣くの?」「どう対処したらいいの?」と悩んでいるパパ・ママへ、赤ちゃんが夜泣きする理由や対処方法、夜泣きへの向き合い方などを解説します。
本記事を読んで、辛い夜泣きの時期を乗り越えましょう。

赤ちゃんが夜泣きをする理由

「赤子は泣き泣き育つ」との言葉がありますが、多くのパパ・ママが赤ちゃんの夜泣きにまいっていることでしょう。
「どうして、毎日夜中に泣くんだろう」と、理由がわからず途方に暮れてしまいますよね。
赤ちゃんがなぜ夜泣きするのかよくわかっていませんが、主に次の3つが原因と考えられています。
  • 赤ちゃんが不快感を訴えているから
  • 睡眠が未熟だから
  • 日中の刺激が処理できていないから

赤ちゃんが不快感を訴えているから

赤ちゃんが夜泣きするのは、何かしら嫌な感覚を感じて周りの人に訴えているのかもしれません。
たとえば、以下のような不快感を訴えている場合があります。
  • お腹がすいた
  • のどが渇いた
  • オムツが濡れて気持ち悪い
  • 寒い・熱い
  • 肌がかゆい
赤ちゃんは不快感をおぼえても、自分では何もできません。そのため大声で泣いて、誰かに助けを求めるのです。
夜中も同様で、何かしらの不快感を訴えるために夜泣きしているケースも少なくありません。

睡眠が未熟だから

赤ちゃんは、睡眠のリズムがまだ発達段階にあります。睡眠リズムがまだ整っていないため、夜泣きにつながっている可能性があるのです。
人の睡眠は、浅い眠りの「ノンレム睡眠」と深い眠りの「レム睡眠」があり、入眠中に二つの睡眠を繰り返します。
赤ちゃんの場合レム睡眠の比率が大人より長く、睡眠サイクルも短い周期で繰り返されます。
浅い睡眠である「ノンレム睡眠」の時間が長いため、少しの刺激ですぐに起きてしまうのです。
眠いのに目が覚めてしまった場合、眠くて泣いている可能性も考えられます。

日中の刺激が処理できていないから

人は日中に経験した出来事を、入眠中に脳内で整理して記憶として定着させます。
しかし赤ちゃんは、初めて体験することばかりです。加えて脳が発達の途中なので、情報の整理が追いつきません。
夜眠ろうとしても、脳が活発になって興奮しているため、夜泣きしてしまうのです。
とはいえ、この状態は赤ちゃんの脳が成長している証拠です。この種の夜泣きは、成長とともに徐々に収まってくるでしょう。

子どもの鉄分、足りてますか?子供の脳は6歳までに90%が完成するといわれており、その中でも鉄分はとても重要な役割を担っています。
しかし、鉄分の豊富な食材は子供の苦手なものばかり、子どもは口に入れてくれません。「にこにこ鉄分」はさっと溶けるので、子どもに気付かれずに鉄分豊富な料理が作れます。
にこにこ鉄分でしっかり栄養を与えて、愛するこどもの成長をサポートしましょう。

赤ちゃんの夜泣きはいつまで続く?

赤ちゃんの夜泣きは一般的に、生後8〜10か月ごろにピークを迎え、大体1歳半〜2歳ごろに終わります。
2歳を過ぎても治らない場合は、なんらかのトラブルを抱えている可能性もあります。
まずはかかりつけの小児科医に相談してみましょう。

赤ちゃんが夜泣きしたときの対処法

赤ちゃんが夜泣きする原因ははっきりわかっていませんが、夜泣きに効果のあった方法はいくつかあります。
毎日の夜泣きに悩んでいる方は、以下の4つの対処法を試してください。
  • 不快に感じていることを取り除く
  • 赤ちゃんを抱っこする・授乳する
  • 安心する音を聞かせる
  • しっかり起こしてみる

不快に感じていることを取り除く

赤ちゃんのオムツがおしっこやうんちで濡れていると、不快感を訴えて夜泣きが始まります。
そのほかに部屋が暑かったり寒かったりする場合も、夜泣きして不快感を訴えるでしょう。
そのため、赤ちゃんが不快感を訴えているようなら、不快に感じていることを取り除いてあげてください。
排泄しているようならオムツをかえてあげ、汗をかいている場合は着替えをしましょう。それだけで泣き止むこともあります。
また赤ちゃんが不快を感じている際に「ソワソワ」する「きょろきょろ」するなど、なにかしらサインを送るケースもあります。
サインが出たらすぐに対応すれば、夜泣きせずにぐっすり眠ってくれる場合もありますよ。

赤ちゃんを抱っこする・授乳する

赤ちゃんは水分保持能力が低くそのうえ汗かきのため、すぐにのどが渇きます。
そのため、寝る前に授乳するのがいいでしょう。入眠前に水分を補給すれば、のどの渇きで夜泣きする機会も少なくなります。
また授乳すると、親と触れ合えている安心感を感じて寝てくれます。
夜泣きの原因がのどの渇きや空腹ではなかったとしても、スキンシップは赤ちゃんに安心感を与えてくれるでしょう。

安心する音を聞かせる

赤ちゃんがお腹の中にいたときに聞いた音を聞くと、夜泣きが止まる場合があります。
たとえば、掃除機の音やテレビの砂嵐音(ザーザー音)、ドライヤーの音などが効果あるようです。
他にも特定の曲で落ちつく赤ちゃんも、少なくありません。
「ムーニーちゃんのおまじない」や「タケモトピアノのCM」「反町隆史さんのPOISON」などが、赤ちゃんが泣き止むと話題です。
また、赤ちゃんが泣き止む音を集めたアプリやYouTubeチャンネルもあります。一度試してはいかがでしょうか。

しっかり起こしてみる

授乳しても抱っこしても、何をしても泣き止まない場合は、しっかり目覚めさせてみるのも有効です。
一度寝間から離れてリビングなどで照明をつけ、少し遊んでから寝かしつけるとすぐに寝入ることもあります。
外の空気を吸って、気分転換するのもいいでしょう。
何をしても眠らないとイライラするよりも、割り切って少しの時間遊びに付き合ってみましょう。

赤ちゃんが眠る前にやっておきたいこと

赤ちゃんが夜泣きするたびに、何かしら対処するのでは心身共に疲れ切ってしまいます。
赤ちゃんがぐっすり眠れるように、以下の4つを意識してみてください。
  • 赤ちゃんの生活リズムを整える
  • 日中の活動を活発にする
  • 環境を整える
  • 入眠儀式を決める

赤ちゃんの生活リズムを整える

赤ちゃんは、体内時計のリズムがまだ発達していません。そのため、朝になったら部屋を明るくし、夜は部屋を暗くして昼夜のリズムを作りましょう。
子どもを寝かしつけても、親は起きているはずです。しかし、なるべく赤ちゃんの部屋に光が入らないように配慮しましょう。

日中の活動を活発にする

日中はできるだけ外に出て、お散歩や身体を使った遊びをしましょう。外に出ていろいろな刺激を受けて、運動でエネルギーを使うと自然に眠気を感じるものです。
また、日中の昼寝時間も見直してください。赤ちゃんが夜泣きするのは、昼寝のしすぎが原因かもしれません。
昼寝は発達段階にもよりますが、30分から2時間くらいで十分です。 遅い時間に長く寝てしまうと、夜の睡眠に影響します。
午後3時、遅くとも4時以降には寝かさないようにしましょう。

環境を整える

室内を快適な状態に保つのも、夜泣き対策では重要です。
季節に合わせた衣服や寝具を用意して、赤ちゃんが不快感をおぼえないようにしましょう。
また、エアコンやストーブ、乾燥しているなら加湿器を使用して室内を快適にしてください。

入眠儀式を決める

眠る前に「入眠儀式」を行うのも、赤ちゃんの夜泣き対策に効果があるといわれています。
入眠儀式とは、赤ちゃんが寝るまでにいつも同じ行動をすることです。
たとえば、水を飲んで絵本を読む。絵本を読み終わったら、ぬいぐるみにお休みの挨拶をして、オルゴールを聞きながら横になりお話をする。
以上のような行動をルーティン化することで、子どもは「これから寝るんだ」と準備ができます。
寝ることを自分で意識できると、自分で寝ようと意識する習慣ができるのです。
夜泣きする子どもは、眠いけどどうしていいかわからないと混乱している場合があります。
自分で寝ようと意識できると、すぐに再入眠できるようになるでしょう。

逆効果!やってはいけない夜泣き対策

赤ちゃんが夜泣きするたびに授乳するのは、良くありません。夜泣きのたびに授乳すると、結構な量のミルクを飲んでしまいます。
朝の食欲にも影響するため、できるだけ夜中は麦茶や白湯にして、授乳はどうしても泣き止まないときだけにしましょう。
また、赤ちゃんが泣き止まない場合、イライラしてしまいその場を離れることもあるでしょう。落ちつくまでの間、少し離れるのは問題ありません。
しかし長時間放置するのはよくありません。 赤ちゃんとの信頼関係は、スキンシップを通して作られます。
そのため、長時間無視すると赤ちゃんは「愛されていない」と不安になってしまうでしょう。
たとえすぐに対応できない場合でも「少しまってね」と、声をかけてあげましょう。

赤ちゃんの夜泣きへの向き合い方

赤ちゃんが夜泣きをする原因は、わかっていません。生理的なものが原因ともいわれています。
そのため「自分の愛情がたりない」「接し方が悪い」と、自分を責めないでください。親の接し方と、夜泣きは関係ありません。
また、夜泣きがひどいと、近所に迷惑がかからないかと気になると思います。
できれば「いつも、夜中にうるさくしてすみません」と、挨拶しておくのがいいでしょう。挨拶しておけば、近所も「あちらは、子育て中なんだ」と理解してくれるものです。
しかし「わざわざ訪ねるのは、むずかしい」と感じる方は、廊下ですれ違ったときなどでいいので、一言挨拶しましょう。一言声をかけるだけで、気が晴れるものですよ。

赤ちゃんのひどい夜泣きにイライラしない方法

子育てのイライラを乗り越えるためには「子育てはこうしなければ」と、自分を追い詰めないことが肝心です。
子育ては大変な上、毎日続きます。ストレスがたまるのも当然でしょう。イライラしないためには、多少の手抜きも必要です。
仕事のない日に子育てセンターに協力してもらって、自分の時間を持つのも大切でしょう。 またストレスがたまっていると感じたら、相談するのも大事なことです。
もし、話し相手・相談相手がいない場合は、以下の機関へ相談してみてください。
  • かかりつけの小児科
  • 児童家庭支援センター
  • 子育て支援センター
  • 保健センター
  • 自治体の子育て相談窓

【まとめ】赤ちゃんの夜泣きは2歳まで!無理せず辛い時期を乗りきろう

赤ちゃんの夜泣きの原因は、はっきりとはわかっていません。
しかし、オムツをかえる。抱っこして授乳する。好きな音楽を流すなど、効果のある方法はいくつかあります。
また、日ごろから生活リズムを整えたり、日中の活動を活発にすることも必要でしょう。
とはいえ、いくら頑張っても、夜泣きがピタッと止まることはありません。そのため、夜泣きへの向き合い方やイライラしない方法を知り、相談できる相手を見つけておくのも重要です。
今は睡眠不足で大変な時期でしょう。しかし、朝までぐっすり幸せそうに寝ている子どもを見る日は、きっとやってきますよ。