Column

ママ向け記事一覧

子供にサプリメントは必要?気になる安全性と疑問を管理栄養士が回答

【PR】

子供用サプリメントは安全?

子供用サプリメントは安全?

子供の成長に必要な栄養素を手軽に摂れる子供用サプリメント。
「子供用サプリメントは危険?」「食事をうまく摂れない時には必要なの?」など気になる方も多いのではないでしょうか。

子供用サプリメントは医薬品とは違い、安全性や有効性が十分に確保されている訳ではありません。
ただし偏食や少食があって子供の栄養不足が気になるという方は、手軽に栄養を補える子供用サプリメントを利用してみるのもよいでしょう。

子供用サプリメントの選び方

子供用サプリメントの選び方

子供用サプリメントを選ぶ際は、安心して使えるもので子供に合った商品を選びましょう。
今回は子供用サプリメントの選び方を解説します。

不足しがちな栄養を補える栄養機能食品から選ぶ

偏食や少食によってかたよった食事になっている場合は、子供が不足しがちな栄養素を補える栄養機能食品から選ぶとよいでしょう。

栄養機能食品は、1日で必要な栄養素を補える食品です。
商品パッケージにどの栄養素を補えるのか記載されているので、子供の食事傾向から不足しやすい栄養成分を補えるものを選びましょう。

牛乳などの乳製品をあまり食べない場合:カルシウムが補えるもの
魚を食べない場合:DHAやEPAが補えるもの
偏食や少食が目立つ場合:鉄分やタンパク質、ビタミンが補えるもの

年齢に合った形状や容量を選ぶ

子供用サプリメントには離乳食の赤ちゃんでも食べられる粉末タイプや水なしで噛んで食べられるチュアブルタイプ、ドリンクタイプやお菓子感覚で楽しめるグミタイプなど、さまざまな形状のものが販売されています。
子供の年齢に合わせて摂取しやすい形状のものや配合量の商品を選びましょう。

子供用サプリメントは本当に必要?

子供用サプリメントは本当に必要?

子供の偏食や少食は乳幼児期の成長段階でよく見られる特徴で、成長と共になくなっていく傾向があります。
しかし栄養が不足していないか不安な気持ちが大きいと、サプリメントを本当に与えた方がいいのか気になる方もいらっしゃいますよね。

栄養不足が気になる方は上手にサプリメントを利用してみるのもよいでしょう。

栄養不足が気になる時の補助として有効

サプリメントは補いたい栄養素を手軽に摂取できるメリットがあります。
子供に偏食や少食があって栄養不足が気になるという場合は、一時的な栄養補助として取り入れるのに向いています。

食事がうまく摂れていない場合で子供用サプリメントを使用してもいいか迷った際は、かかりつけの小児科に相談してみるのもよいでしょう。

栄養摂取の基本は食事から

サプリメントは安全性や有効性が十分に確保されているわけではなく、あくまでも食品です。
あくまでも足りない栄養素を一時的に補うものとして取り入れ、栄養摂取の基本は食事から摂るように意識しましょう。
乳幼児期ではさまざまな食品を口にして、楽しく食べる習慣を身につけることが大切です。

子供用サプリメントの種類は?

子供用サプリメントの種類は?

子供用サプリメントには、さまざまな種類が販売されています。
食事だけでは不足しがちな栄養素を補えるものや、目的に合わせたサプリメントを選びましょう。

鉄分サプリ

偏食や少食が目立つ場合は鉄分が不足しやすいので、鉄分を補えるサプリメントを取り入れてみるのもよいでしょう。

鉄分は赤血球を作るのに必要な栄養素です。
成長が著しい時期の子供では、食事から積極的に摂取したい栄養成分のひとつでもあります。

カルシウムサプリ

カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
普段の食事で牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品をあまり食べない場合に不足しやすくなってしまいます。
カルシウムを補いたい場合は、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDも一緒に配合されているものを選ぶのもよいでしょう。

DHAサプリ

DHAは、普段から魚をあまり食べない子供が摂取したい栄養素です。
DHAはイワシやサバなどの青魚に多く含まれている成分で、成長期の子どもが積極的に摂取したい成分です。

ビタミンサプリ

「どんな子供用サプリメントを取り入れればいいかわからない」という方におすすめなのが、ビタミンサプリメントです。

ビタミンはからだを作るのに必要な栄養素で、野菜類や果物類、肉類や魚介類などさまざまな食品に含まれています。
子供の食事量が少なかったり、かたよった食事になっていたりする場合に向いています。

おすすめの子供用サプリメント4選

普段の食事だけでは補いきれない栄養素を手軽に補給できる子供用サプリメント。
今回は子供用のおすすめサプリメントを紹介します。

にこにこ鉄分

「にこにこ鉄分」は子供の成長に必要な鉄分やカルシウム、DHAやビタミンをまとめて補えるサプリメントです。粉末タイプなので生後6ヶ月以降の赤ちゃんから与えられます。

子供の脳やからだに必要な栄養素をしっかり摂取したい方におすすめです。

にこにこ鉄分

こども食育グミ

「こども食育グミ」は3歳以上から食べられるグミタイプのサプリメントです。
ぶどう味で美味しく食べながら、カルシウムやビタミンD、コラーゲンや乳酸菌が補えます。
お米由来の植物性乳酸菌K-2が使われているので、乳アレルギーの子供でも手軽にカルシウムが摂取できます。


出典:こども食育グミ 
公式サイト

こどもDHAドロップグミ

「こどもDHAドロップグミ」は、DHAやEPAが配合されているみかん味のグミタイプサプリメントです。
外出時に持ち歩きたい方や子供の脳やからだの成長に必要な栄養素を手軽に補いたい方に向いています。



出典:こどもDHAドロップグミ 
公式サイト

親子deビタミン

「親子deビタミン」は、ビタミンCやビタミンB1、ビタミンB2が補給できるサプリメントです。
子供だけでなく、大人も一緒に食べて楽しめます。
水なしで噛んで食べられるチュアブルタイプなので、外出時のおやつにも向いています。


出典:親子deビタミン 
公式サイト

子供用サプリの注意点

子供用サプリの注意点

子供にサプリメントにはさまざまな種類が販売されているので、補いたい栄養素が配合されている商品を選びましょう。
ただし子供用サプリメントを与える際は、いくつかの注意点も理解した上で利用するように気をつけましょう。

1日の摂取目安量を守る

サプリメントを利用する際は、必ず1日の摂取目安量を守って楽しみましょう。
子供用サプリメントにはお菓子感覚で美味しく食べられる商品も多いので、食べ過ぎると栄養成分の過剰摂取につながる恐れがあります。

1日の摂取目安量は商品パッケージや公式サイトに記載されているので、参考にしながら量を決めて楽しみましょう。

からだに不調が現れたら中止する

サプリメントは体質や体調によっては身体に合わなかったり、過剰に摂取してしまったりすると体に不調を引き起こす可能性があります。

また配合されている成分によってはアレルギー症状を引き起こすことも考えられます。
アレルギー体質の人は、成分表をチェックしてから使用してください。

まとめ

まとめ

子供が好き嫌いが激しかったり偏食だったりする場合に、サプリメントが必要かどうか気になる方も多いですよね。
サプリメントはあくまでも食品で、医薬品のように安全性や有効性を保証されているものではなありません。

子どもにサプリメントを与える場合は、一時的な栄養補助目的として取り入れるのがよいでしょう。
栄養不足が気になる時は、子どもに合わせたサプリメントを試してみてくださいね。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

にこにこ鉄分公式LINEバナー にこにこ鉄分公式Instagramバナー

子供に必要な栄養素とは?新型栄養失調の対策や栄養素を効率よく摂取するポイントを解説

【PR】

子供の栄養不足が問題になっている

身長や体重、臓器などの成長が著しい子供では、食事からさまざまな栄養素を補う必要があります。
しかし好き嫌いや偏食などの食に関する悩みも多くなる時期でもあるため、ママやパパは不安になってしまいますよね。
子供の栄養不足の原因や新型栄養失調を知って、成長のために必要な栄養素を毎日の食事で補いましょう。

子供の栄養不足の原因

子供の栄養不足の原因には、さまざまな要因が考えられます。
特に自我が芽生える乳幼児期では、好き嫌いや特定の食べ物しか食べないといった偏食、少食やアレルギーの有無によって、かたよった食事になりやすい時期でもあります。
栄養不足にならないように、子供の成長に必要な栄養素を毎日の食事から補いましょう。

「新型栄養失調」とは

新型栄養失調とは1日に必要な摂取カロリーは補えているものの、特定の栄養成分が不足している状態のことをいいます。
好き嫌いや偏食、少食などの食に関する問題が多い子供では、新型栄養失調のリスクが高まってしまいます。
ビタミンやミネラル、食物繊維などの不足しやすい栄養素を意識して食事から摂取しましょう。

子供の成長に必要な栄養素

子供の成長には炭水化物、タンパク質、脂質などの三大栄養素に加えて、さまざまな栄養素を補う必要があります。
三大栄養素以外にも意識して補いたい子供の成長に必要な栄養素を解説するので、参考にして毎日の料理で取り入れてみてくださいね。

鉄分

鉄分は赤血球を作るのに必要な栄養素で、子供の健康な成長のためには欠かせない栄養素です。
肉類や魚介類、野菜類に多く含まれている栄養素ですが、噛みにくかったりパサパサしていたりすることが原因で子供が避けやすい食材でもあります。
生後6カ月以降になると、胎児の間にママからもらった鉄分が少なくなっていってしまうため、鉄欠乏にならないように食事から意識して鉄分を補いましょう。

カルシウム

カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。
乳幼児期の食事からのカルシウム摂取量は、大人の2/3程度が推奨されています。
カルシウムが豊富な食べ物は飲み物やおやつとして取り入れる方法もよいでしょう。
ビタミンDやビタミンKなど、カルシウムの吸収を助ける栄養素と一緒に摂取するのがおすすめです。

ビタミン

ビタミンには大きく分けて水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。
ビタミンAやビタミンD、ビタミンB1などのビタミンは種類が多く、それぞれはたらきも違っています。
いろんな食べ物に含まれている栄養素ですが、かたよった食事が続いていると不足しやすくなってしまうため注意が必要です。

タンパク質

筋肉や臓器など、からだの構成成分でもあるタンパク質。
タンパク質は子供の成長に欠かせない栄養素のうちのひとつで、肉類や魚介類、卵や豆類、乳製品などに多く含まれています。
体重や体格から比較すると、成長期の子供では大人よりも多くのタンパク質を補う必要があるので積極的に摂取しましょう。

栄養素を効率よく摂取するためのポイント

子供が栄養不足にならないためにも、成長に必要な栄養素を効率よく摂取することが大切です。
鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質などの子供が積極的に補いたい栄養素を効率よく摂取する方法をご紹介します。

魚を料理に取り入れる

魚には鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質などの成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。
また魚には、子供の考える力をサポートするDHAなどの栄養素も多く含まれています。
栄養不足が気になる時や子供の考える力を育みたい場合には、普段の料理で魚を積極的に取り入れましょう。

サプリメントを使う

特定の食べ物しか食べない場合や魚をあまり食べてくれない場合には、サプリメントを取り入れてみるのもよいでしょう。
子供用のサプリメントには粉末タイプやチュアブルタイプ、グミタイプなど、さまざまな形状のものが販売されています。
子供用サプリメントを使う場合は対象年齢が合っているもので、鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質が補える商品を探してみてください。

子どもに必要な栄養素を補える にこにこ鉄分

にこにこ鉄分 

子供の成長に欠かせない栄養素を毎日料理から補おうと思うと大変ですよね。
子供の成長に必要な栄養素を手軽に補いたい方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。

にこにこ鉄分は、鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質などの栄養素をまとめて補える粉末タイプのサプリメントです。
生後6カ月以降の赤ちゃんから使えるので、偏食や少食などがあって子供の栄養不足が気になる場合はぜひ試してみてくださいね。

おわりに

乳幼児期の子供に多い偏食や好き嫌い、少食などの食に関する悩み。
特定の食べ物しか食べないと、新型栄養失調などの栄養不足のリスクが高まってしまう恐れもあります。
栄養不足にならないためにも、子供の成長に必要な栄養素を知って毎日の食事で意識して取り入れてみてくださいね。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

にこにこ鉄分公式LINEバナー にこにこ鉄分公式Instagramバナー

カルシウムを多く含む食品とは?効率よく摂取する方法も同時に解説

【PR】

子供にとってカルシウム摂取が大事である理由

にこにこ鉄分

カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。
育ち盛りや伸び盛りの子供をサポートしてくれる栄養素でもあるため、成長期の子供は特に意識して摂取したい栄養素のうちのひとつでもあります。

カルシウムを多く含む食品や効率よく摂取する方法を知って、毎日の食事からカルシウムを補いましょう。

カルシウムを多く含む食品

カルシウムを多く含む食品カルシウムは、さまざまな食品に含まれている栄養素です。今回はカルシウムを多く含む食品を紹介します。

普段の子供の食事やおやつ、飲み物から積極的に取り入れてみてくださいね。

カルシウムを多く含む食品①乳製品

カルシウムは牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれています。

また牛乳などの乳製品に含まれているカルシウムは他の食品に比べて吸収率が高く、1回の摂取量も多くなりやすいため効率よくカルシウムを補えます。
食事だけでなく、子供のおやつや飲み物としてカルシウムが豊富な乳製品を取り入れるのもよいでしょう。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)

パルメザンチーズ:1,300
チェダーチーズ:740
プロセスチーズ:630
ヨーグルト(無糖):120
飲むヨーグルト:110
普通牛乳:110

カルシウムを多く含む食品②魚介類

魚介類もカルシウムを多く含む食品のうちのひとつです。
カルシウムを効率よく摂取したい場合は、骨ごと食べられる小魚などを取り入れるのもよいでしょう。
小魚は、しっかり噛んで食べられるようになる3歳ごろから与えられます。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)

干しえび:7,100
かたくちいわし(煮干し):2,200
さくらえび(煮干し):2,000
まあじ(骨付き・生):780
しらす干し(半乾燥):520
いわし缶詰(味付け):370

カルシウムを多く含む食品③大豆製品

きなこや豆乳などの大豆製品にも、カルシウムが豊富に含まれています。 
大豆製品には離乳食の赤ちゃんから使える食品も多いので、普段の料理で積極的に摂取しましょう。
肉類や魚類と比べるとカルシウム含有量は少なめですが、子供が好んで食べられる食品も多いので食べる頻度を多めにするなどの工夫を取り入れるのがおすすめです。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)

おから(乾燥):310
油揚げ:310
がんもどき:270
きなこ:180
木綿豆腐:150
納豆:91
調整豆乳:31

カルシウムを多く含む食品④野菜類

カルシウムは、野菜類にも多く含まれています。小松菜やチンゲンサイ、切り干し大根や白菜などの野菜に多いので、子供が食べやすい食品を取り入れてみてください。

子供は食べにくさから葉野菜を嫌がる場合があります。しっかりゆでてみじん切りにして与えるのもよいでしょう。
カルシウムを多く含む野菜類の見た目を嫌がる場合は、好きな食べ物に混ぜて与えるのもおすすめです。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)
切り干し大根(乾):500
パセリ(葉・生):290
大根の葉:260
モロヘイヤ:260
小松菜:170
菜の花:140

カルシウムを効率よく摂取する方法

カルシウムを効率よく摂取する方法
子供の成長に必要不可欠なカルシウムを効率よく摂取するためには、いくつかのポイントを押さえておくとよいでしょう。

さまざまな食品に多く含まれているカルシウムを効率よく摂取する方法を紹介します。 

吸収を促進する栄養素と同時に摂取する

カルシウムを効率よく摂取するために最も重要なのが、吸収をサポートする栄養素と同時に摂取する方法です。

カルシウムの吸収をサポートする栄養素には、ビタミンDやビタミンK、マグネシウムなどがあります。

ビタミンDが多い食品:さけ、さんま、しらす、きのこ類、卵
ビタミンKが多い食品:ブロッコリー、モロヘイヤ、小松菜、納豆、わかめ
マグネシウムが多い食品:あさり、かつお、わかめ、切り干し大根、玄米 

吸収を阻害する栄養素との食べ合わせを避ける

カルシウムを効率よく摂取するためには、カルシウムの吸収を阻害する栄養素との食べ合わせを避ける方法もおすすめです。

カルシウムの吸収を阻害する栄養素には、フィチン酸やシュウ酸、リンなどがあります。食物繊維が多い食品や豆類に多いフィチン酸やシュウ酸は、加熱することによって取り除くこともできるので調理に工夫を取り入れるのもよいでしょう。

またカフェインやアルコールも、カルシウムが多い食品と組み合わせて摂取するのは避けましょう。

夕食時〜就寝前に摂取する

カルシウムを効率よく摂取したい場合は、夕食時から就寝前にカルシウムを多く含む食品を摂取するのもよいでしょう。夜のカルシウムは吸収効率が日中よりいいともいわれています。

ただし脂肪分の多いものや高カロリーな食品は、太ってしまったり睡眠に悪い影響をもたらしたりする恐れもあるので気をつけましょう。

屋外で適度な運動を行う

効果的にカルシウムを補いたい場合は、日光を浴びながら屋外で適度な運動を行うのもよいでしょう。日光を浴びると体内でカルシウムの吸収をサポートするビタミンDが合成されます。

適度な運動は、骨に刺激が加わる程度のウォーキングや筋力トレーニングなどがおすすめです。

適切な睡眠時間を取る

カルシウムを多く含む食品を食事から摂取しながら適切な睡眠時間を取ることは、効率よくカルシウムを補うことに効果的です。
カルシウムは、朝や日中よりも夜に吸収率が高いともいわれています。睡眠不足にならないように、睡眠時間はしっかり確保して過ごしましょう。

<子供における年齢別推奨睡眠時間>

1〜2歳:11〜14時間
3〜5歳:10〜13時間
小学生:9〜12時間
中学生・高校生:8〜12時間

サプリメントで摂取する

カルシウムを多く含む食品が苦手だったり、食事量が少なくて必要量が補えなかったりするとカルシウム不足が気になってしまいますよね。

カルシウムを効率よく摂取したい場合は、サプリメントから補うのもよいでしょう。
子供に与える場合は、対象年齢に合ったカルシウムサプリメントを選ぶといいですね。

鉄分・カルシウムが同時に摂れる にこにこ鉄分

にこにこ鉄分

育ち盛りや伸び盛りの子供に必要なカルシウムは食事からも摂取できる栄養素ですが、偏食や少食などの問題があるとなかなかうまくいかないと悩むママやパパも多いのではないでしょうか。
カルシウムを手軽に摂取したい方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。

にこにこ鉄分にはカルシウムだけでなく、偏食や少食などの問題を抱える子供が不足しやすい鉄分も一緒に補えます。
また成長に必要不可欠なタンパク質やビタミンなどの栄養もまとめて補えるので、ぜひ試してみてくださいね。

おわりに

おわり

骨や歯の形成に必要な栄養素のカルシウムは、成長期の子供が不足したくない成分のうちのひとつ。毎日の食事でカルシウムを多く含む食品を取り入れてみてください。

カルシウムを効率よく摂取するためにはさまざまな方法があるので、自分に合った対策を取り入れてみるのもよいでしょう。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

にこにこ鉄分公式LINEバナー にこにこ鉄分公式Instagramバナー

【2025年最新版】DHAとは?子どもに与える効果や効率的に摂取する方法を解説【管理栄養士執筆】

【PR】このページにはプロモーションが含まれています。

 

DHAとは?

DHAは魚や植物の脂に多く含まれている脂肪酸で、さまざまな健康効果が期待されている成分です。

DHAは体内での合成ができないため、食事から摂取する必要があります。

子供の成長にも欠かせない成分なので、普段から魚をあまり食べない方や脂っこい食事を好む方は積極的にDHAが多く摂れる料理を取り入れましょう。

EPAとの違い

EPAは、DHAと同様に魚の脂に多く含まれている不飽和脂肪酸です。

イワシやサバなどの青皮魚に多く含まれているため、普段から魚をあまり食べない方は意識して補う必要があります。

DHAは子供の発達にもいい成分ですが、魚のサラサラ成分が補えるEPAは成人がしっかり補いたい成分です。

DHAの効果


魚や植物に多く含まれているDHAは、成長が著しい時期の子供にとってさまざまな健康効果が期待されています。

今回はDHAがもたらす子供へのメリットについて解説します。

子供の脳や神経の発達に貢献する

DHAは機能性表示食品として、認知機能の一部である記憶力(数・ことば・状況などの情報を記憶し、思い出す力)を維持する機能が報告されている成分です。

子供の脳は3歳までに約80%、6歳までに90%が完成するといわれています。

脳や神経の成長が著しい乳幼児期の子供では、食事から意識してDHAを摂取しましょう。

子供の心の発達に貢献する

DHAは、子供の心の発達にも重要な栄養素です。子供は大人のように考えることはまだできませんが、4〜5歳になると相手の気持ちが徐々にわかるようになってきます。

子供の心の発達のためにも栄養バランスのいい食事を意識しながら、DHAが豊富な食べ物を取り入れましょう。

子供の読解力をサポート

物事を深く考えられる子供に育ってほしいと願うママやパパも多いですよね。

脳や神経の成長のサポートをするDHAは、子供の読解力にいい影響をもたらす可能性が期待されている成分です。

絵本の読み聞かせや語りかけなどの遊びを取り入れながら、毎日の食事でDHAが多い食べ物を摂取しましょう。

子供眼育におすすめ

幼児期からの適切なDHAの摂取は、視覚機能の発達に影響をもたらす可能性があると期待されています。

ただし視力は遺伝や生活習慣、環境や目の管理などさまざまな要因によっても影響を受けるため、DHAによって必ず改善するというわけではありません。

DHAを摂取するだけでなく、眼育に悪いものを改善する方法も取り入れましょう。

DHAが子供の認知機能に及ぼす影響

近年行われた研究【Effects of oily fish intake on cognitive and socioemotional function in healthy 8-9-year-old children: the FiSK Junior randomized trial】では、子供のDHA・EPAの摂取量と認知力には相関があることがわかっています。
この研究では、1週間あたり300gの鶏肉を摂取した子供たちのグループと、魚を摂取したグループを調査し4ヶ月後に認知度を測るテストを行なっています。その結果、魚を摂取していたグループの赤血球中のEPA及びDHAは4.9から7.3%に増加し、認知度のテストでも好成績を上げた、という結果が出ています。
また「2019年国民健康・栄養調査」によると、特に若年層は魚の摂取量が顕著に少ない傾向にあるため、子供が小さなうちから習慣的に魚を摂取する環境が必要となりそうです。

おすすめのDHAレシピ3選

成長期の子供にとって、さまざまな健康効果が期待されているDHA。

DHAは魚や植物の脂に多く含まれている栄養素ですが、缶詰や卵、マヨネーズなどにも含まれている栄養素です。

普段魚をあまり食べないという方にもおすすめのDHAレシピを3つ紹介します。

レシピ1「ツナマヨカレー風サンド」


【材料(幼児1人分)】
・食パン(耳なし・6枚切り)…1枚
・ツナ缶(油漬)…1/2缶(約30g)
・カレー粉…少々
・マヨネーズ…小さじ2
・塩…少々

【作り方】
①ボウルにツナ缶とカレー粉、マヨネーズ、塩を加えてよく混ぜ合わせる。
②食パン全面に①を塗り、半分に切って重ねる。
③トースターで4分焼く。

レシピ2「納豆チーズオムレツ」


【材料(幼児3人分)】
・卵…2個
・牛乳…大さじ1
・納豆…1パック(約40g)
・ピザ用チーズ…小さじ1
・サラダ油…適量

【作り方】
①ボウルに納豆と付属のタレ、ピザ用チーズを加えて混ぜておく。
②卵は溶き卵にして、牛乳を加えてからしっかりと混ぜ合わせる。
③フライパンに油を熱し、②を流し入れて片面が焼けたら①をのせる。
④卵で包むように巻いてひっくり返し、弱火で卵に火が通るまで加熱する。

レシピ3「サバ缶で作る塩ラーメン」


【材料(幼児2人分)】
・中華麺…120g
・サバ缶(水煮)…60g
・長ネギ…10g
・わかめ(乾)…少々
・水…320cc
・鶏がらスープの素(顆粒)…少々
・塩…少々

【作り方】
①長ネギはみじん切りにしておく。わかめは水に戻して細かく刻む。中華麺は十文字に切る。
②鍋に水、鶏がらスープの素、塩を加えて火にかける。
③沸騰してきたら①とサバ缶を調味液ごと加え火が通るまで加熱する。

DHA・カルシウム・タンパク質・鉄分が同時に摂れる「にこにこ鉄分」

子供の成長に欠かせないDHAは、主に魚を使った料理から摂取できる栄養素です。

価格の高い魚は手を出せないという方や子供が魚嫌いで食べないなどの理由から魚を取り入れられないという方も多いのではないでしょうか。

子供の成長のためにもDHAを手軽に効率よく摂取したいという方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。


にこにこ鉄分は粉末タイプのDHAサプリメントなので、毎日の料理に混ぜるだけで魚を使わなくても簡単にDHAを補えます。

DHAだけでなく、カルシウムやタンパク質、鉄分などの子供の成長に必要不可欠な栄養素がまとめて補えるので、栄養バランスが気になるママやパパはぜひ試してみてくださいね。


おわりに


DHAは大人だけでなく、子供にとってもさまざまな健康効果が期待されている成分です。

普段の料理であまり魚を摂らないという方は魚の缶詰やマヨネーズなどの加工品などを取り入れながら、DHAが多い食べ物を積極的に食事で取り入れてみてくださいね。

【ライタープロフィール】

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

赤ちゃんの栄養不足 鉄欠乏性貧血の症状を解説

【PR】このページにはプロモーションが含まれています。

 

赤ちゃんに発症しがちな鉄欠乏性貧血

赤ちゃんの健康な成長のためには、エネルギー源である「炭水化物」や「脂質」、身体を作る「タンパク質」などの栄養素を食事から補う必要があります。

また子供の学ぶ力をサポートする「DHA」や、赤血球を作るのに必要な栄養素である「鉄分」などの栄養素も積極的に摂取するとよいでしょう。

鉄欠乏性貧血の発症しやすい時期

胎児のうちにママからもらった鉄分が生後6カ月以降になると減り始めます。
また生後9カ月ごろでは、鉄欠乏性貧血のリスクが高まる時期でもあります。

生後9カ月ごろになると離乳食が1日3回になるなどステップアップしていくことで、母乳や育児用ミルクを飲む量が減ってくることも原因のうちのひとつです。
離乳食作りの際は、意識して鉄分が多い食べ物を取り入れましょう。

鉄欠乏性貧血の症状

鉄欠乏性貧血が起こるとさまざまな症状が現れます。乳幼児期の栄養不足の症状は大人のように分かりやすくないので、不安に思うことがあれば病院を受診して医師に相談してみてください。

・不機嫌な日が続く
・活発的に動き回らない
・食欲がない
・顔色が悪く青白い  など

栄養バランスの取れた食事のポイント

赤ちゃんの成長に欠かせない鉄分。
赤ちゃんが栄養不足にならないように、鉄分が多い食べ物を取り入れて栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

鉄分を多く含む食材を取り入れる

赤ちゃんの健やかな成長のために欠かせない鉄分は、毎日の食事で積極的に取り入れましょう。
鉄分を効率よく補給したい場合は、肉や魚など体内での吸収率が高いヘム鉄から栄養を補うのがおすすめです。

生後9カ月ごろの離乳食後期では離乳食が1日3回になるため、食べられる量や食材が増えてきます。
普段の料理に鉄分を多く含む食材を混ぜたり、トッピングしたりして手軽に鉄分を補いましょう。

子供におすすめの鉄分が多い食べ物や食べ方については、下記記事にて詳しく解説しております。

 

おやつを使った鉄分補給

離乳食完了期の1歳から1歳半ごろになると、1日3食の離乳食だけでは栄養が足りなくなってしまいます。
そのため離乳食完了期ごろからは、食事に影響しない程度のおやつが必要になります。
子供のおやつはあくまでも食事の一部として、普段の食事で不足しやすい栄養素を補えるタイミングだと考えておくとよいでしょう。

おやつに鉄分が多い食べ物や市販の赤ちゃん用のお菓子を取り入れると、手軽に鉄分を補えるのでぜひ試してみてくださいね。

赤ちゃんの鉄分不足が気になる時におすすめのおやつについては、下記記事にて詳しく解説しておりますので参考にしてみてくださいね。

サプリメントの活用

赤ちゃんの栄養不足が気になる時は、赤ちゃん用のサプリメントを取り入れてみるのもおすすめです。
最近では赤ちゃん用として粉末タイプや、ラムネ感覚で食べられるお菓子タイプのものなどさまざまな形状のサプリメントが販売されています。

赤ちゃんの月齢に合わせて食べやすいサプリメントを選ぶとよいでしょう。

赤ちゃんの鉄分補給におすすめのにこにこ鉄分




赤ちゃんの成長に必要な鉄分などの栄養不足が気になる時には「にこにこ鉄分」がおすすめです。
にこにこ鉄分は生後6カ月以降の赤ちゃんから食べられる粉末タイプのサプリメントで、普段の料理に混ぜるだけで簡単に鉄分を補えます。

また鉄分だけでなくタンパク質やカルシウム、ビタミンやミネラルなど、赤ちゃんの健やかな成長に必要不可欠な栄養素もまとめて補えます。

栄養不足による症状が現れないように工夫したいという方は、ぜひ試してみてくださいね。

おわりに


生後6カ月ごろから体内の鉄分が減り始め、生後9カ月ごろになると鉄欠乏性貧血の発症のリスクが上がる赤ちゃん。
赤ちゃんの栄養不足ではさまざまな症状が現れますが、大人のように明確な状態で現れないために分かりにくい特徴もあります。

健やかな成長のためにも鉄分が多く含まれている食べ物を、普段の食事で積極的に取り入れてみてくださいね。

【ライタープロフィール】

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

集中力を高める食べ物一覧|毎日の食事で脳を育てるポイント解説

PR】

子供の脳神経のほとんどは6歳までに完成する

我が子の幸せを願うママやパパでは「頭が良い子供に育てられる?」「子供の頭が良くなる食べ物はある?」など疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

子供の脳神経は、ママのおなかにいる妊娠2カ月ごろから作られ始めます。6歳ごろになると大人の脳の90%にまで成長し、12歳ごろではほぼ完成します。

そのため脳の成長に必要な栄養素は、6歳までに食事から補うことがとても重要です。

今回は子供の集中力をサポートする栄養素やおすすめの食材、脳の成長に必要な栄養を補えるレシピを紹介します。

にこにこ鉄分

子供の集中力をサポートする3つの栄養素

子供の集中力をサポートする3つの栄養素

乳幼児期の子供は特定の食べ物を食べたからといって、頭が良くなるわけではありません。

子供の脳を含む成長に必要な栄養素にはさまざまな種類が存在しており、それぞれバランス良く食事から補うことが大切です。

子供の集中力をサポートする栄養素の中でも、特に意識して食事から摂取したいものを3つ紹介します。
 

ブドウ糖

ブドウ糖はエネルギー源になる栄養素で、子供が活動するにあたって重要な役割があります。

脳の主なエネルギー源としても多量にブドウ糖が利用されるため、普段の食事で不足しないように毎食補いましょう。

食事が摂れていたり炭水化物を抜くような食生活を送っていない場合は、不足することはあまりありません。しかしブドウ糖が不足すると、注意力や集中力に悪い影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
 

DHA

DHAは体内で合成できない脂肪酸で、食事から摂取する必要があります。

機能性表示食品では「DHAには認知機能の一部である、数・ことば・図形・状況などの情報の記憶をサポートする機能がある」という報告がされている成分でもあります。

DHAは認知機能以外にも普段から脂っこい食事をする方や、味の濃い食事を好む方にも向いている栄養素です。

鉄分

鉄分は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
子供の集中力をサポートするためには、鉄分を食事からしっかり摂取して脳に十分な酸素を届ける必要があります。

鉄分は乳幼児期の子供で不足しやすい特徴もあるので、普段の食事で鉄分が多い食べ物を積極的に摂ることを意識しておくとよいでしょう。 

子供の集中力をサポートするおすすめの食材

子供の集中力をサポートするおすすめの食材

子供自身のためを思って、頭がいい子供に育ってほしいと願うママやパパも多いですよね。

新しい学びが多い子供の成長をサポートするためには、普段の食事で子供の集中力をサポートする食材を意識して取り入れましょう。

ブドウ糖を多く含む食材

脳の主なエネルギー源でもあるブドウ糖は、穀類や野菜類、果物類などの糖質に多く含まれています。

子供は大人に比べて代謝能力が未熟であるため、1日3食や間食でブドウ糖を多く含む食材をしっかり補いましょう。

・ごはん
・食パンやロールパン
・さつまいもや干し芋
・ぶどう
・パイナップル
・はちみつ    など
・ジャム

DHAを多く含む食材

脳を含めた成長期のサポートをするDHAは、青魚に多く含まれています。

普段から魚をあまり使わないという方は、缶詰を利用してみるのもよいでしょう。

・さんま
・さば
・いわし
・さばの味噌煮缶
・ツナ缶     など

鉄分を多く含む食材

鉄分を多く含む食材は、子供の集中力をサポートしたい時におすすめです。赤身の肉や魚、野菜類などの食材に多く含まれているので普段から意識して摂取しましょう。

野菜に多く含まれている鉄分はからだに吸収しにくい性質を持つため、吸収のサポートになるビタミンCが多い食べ物と一緒に食べるのがおすすめです。

・豚レバーや牛レバー、鶏レバー
・牛肉(赤身)
・いわし
・かつお
・まぐろ
・納豆
・小松菜
・枝豆   など

子供の集中力に悪影響を与える食材

子供の集中力に悪影響を与える食材

頭がいい子供には欠かせない集中力。集中力に悪い影響をもたらす可能性がある食材について解説します。

絶対に食べてはいけないというわけではありませんが、かたよった食事にならないように気をつけましょう。

加工品などトランス脂肪酸を多く含む食材

トランス脂肪酸はマーガリンやファストスプレッド、ショートニングに多く含まれている食材です。

またトランス脂肪酸が多い食材を使用して製造されているパンやケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などにも多く含まれています。

脳に関わる酵素の働きを阻害するため、毎日多量に食べるなどの食べ過ぎには注意が必要です。

合成甘味料を多く含む食材

「ゼロカロリー」や「カロリーオフ」と表記されている商品に多く使われている合成甘味料。

砂糖に比べると少量でも強い甘味を感じられる特徴があるため、市販のお菓子やジュースなどの清涼飲料水に多く使われています。

合成甘味料が子供の脳の発達に悪い影響を与えるという科学的根拠は現在ありませんが、過剰な合成甘味料の摂取は成長期の子供にとって悪い影響を与える可能性があるともいわれています。

市販のお菓子や清涼飲料水を購入する際は、原材料表示を見て合成甘味料がたっぷり使われていないかチェックしてみるのもよいでしょう。

<代表的な合成甘味料>
・アテルスパーム
・アセスルファムカリウム(アセスルファムK)
・スクラロース
・サッカリン       など

鉄分とDHAは食事での摂取が難しい

考える女性
子供の集中力をサポートする栄養素の鉄分やDHAは、普段の食事で積極的に摂取したい成分です。

ただしこれらの栄養素は食事から摂取しにくい特徴もあります。

食事での鉄分の摂取が難しい理由

鉄分はさまざまな食品に多く含まれていますが、食事から摂取するのは難しい成分でもあります。

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類が存在しています。
肉や魚などの動物性食品に多く含まれているヘム鉄は、体内で効率よく吸収されるためしっかり鉄分を補いたい方におすすめです。

ただし小松菜や納豆、ひじきなどの植物性食品に含まれている非ヘム鉄は、体内での吸収率は5%以下程度ともいわれており効率よく吸収しづらい特徴があるため調理時にはビタミンCが多い食べ物と組み合わせるなどの工夫が必要になってしまいます。

食事でのDHAの摂取が難しい理由

DHAはサバやイワシなどの青魚に多く含まれているため、魚を普段から摂取する場合はしっかり補える栄養素です。

しかし近年では日本人の食事で魚を積極的に取り入れる方は少なくなってきており、DHAの摂取量が厚生省の目標量を満たせていない現実があります。

1日あたりに必要なDHAを子供が食事からしっかり補うためには、かなりの量を食べなければいけなくなってしまいます。

鉄分・DHAがとれるおすすめのレシピ2選

子供の集中力をサポートする鉄分や、DHAが補えるおすすめのレシピを紹介します。

成長期の子供に欠かせないカルシウムやビタミンDなどの栄養素も、一緒に補えるレシピがおすすめです。

レシピ①「桜えびの和風パスタ」

桜えびの和風パスタ 【材料(1人分)】
・スパゲティ(乾)…35g
・玉ねぎ…中1/6個
・ほうれん草…30g
・サラダ油…適量
・しょうゆ…小さじ1/2
・桜えび…小さじ1

【作り方】
①鍋にお湯を沸かして、半分に折ったスパゲティを表記時間ゆでる。
②玉ねぎは1cm幅の薄切りにし、ほうれん草は1.5cm角程度に切る。
③フライパンに油を熱し、②を火が通るまで炒める。
④しょうゆで味付けをして、皿に盛り付け桜えびを上から散らす。

レシピ②「サバ缶で簡単あら汁風」

サバ缶で簡単あら汁風 【材料(3人分)】
・サバの水煮缶詰…1個
・玉ねぎ…1/4個
・わかめ(乾燥)…少々
・水…370cc
・みそ…小さじ3

【作り方】
①鍋にサバの水煮缶の汁ごと、薄切りにした玉ねぎとわかめ、水を加えて火にかける。
②食材に火が通ったらみそを加える。

鉄分とDHAを効率よく摂取できるにこにこ鉄分

食事での摂取が難しい鉄分とDHAを手軽に補いたい方は「にこにこ鉄分」がおすすめです。

にこにこ鉄分は、鉄分やDHAなどの子供の成長に必要な栄養素をまとめて補える粉末タイプのサプリメントです。

普段の料理や飲み物に混ぜてあげるだけで、簡単に体内で吸収されにくい性質のある鉄分や、しっかり量を摂取する必要があるDHAを補えます。

子供の集中力のサポートとして、食事で何かしてあげたいと感じているママやパパはぜひ試してみてくださいね。

にこにこ鉄分

おわりに

集中力の画像

6歳までに脳のほとんどが出来上がる子供。
頭が良くなる食べ物や集中力をサポートしてくれる食べ物を、食事に取り入れたいと思うママやパパも多いですよね。

子供の集中力が気になる場合は、普段の食事で不足しやすい鉄分やDHAを意識して摂取するように心がけましょう。

簡単に鉄分やDHAなどの子供の成長に必要な栄養を補いたい場合は、にこにこ鉄分をぜひ取り入れてみてくださいね。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

 


にこにこ鉄分公式LINEバナー にこにこ鉄分公式Instagramバナー

発達障害のある子供の偏食 原因と対策を解説

発達障害と偏食

自我が芽生える1歳ごろから5歳ごろまでに多く見られる偏食。
子供の偏食は自然と改善していくことがほとんどですが、かたよった食事が続くと栄養不足になったり健康に影響したりする可能性があるので普段の食事で偏食対策を取り入れてみるのもよいでしょう。

偏食は自閉スペクトラム症やアスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害などの発達障害がある場合にも多くみられます。
発達障害がある場合は、嫌がる食べ物を無理に食べさせることで強いストレスがかかってしまうので注意が必要です。
子供の特性に合わせた対策を取り入れてあげるのがよいでしょう。

また知能機能が一般よりも低い状態の境界知能は、発達障害とは概念が違っています。
境界知能の場合は発達障害のような特性が見られませんが、境界知能で偏食がある場合は発達障害の偏食対策を参考にしてみるのもよいでしょう。

発達障害を持つ子供の偏食の原因

発達障害を持つ子供は、感覚過敏によって食事をうまく食べられないことがあります。
また偏食はこだわりが強かったり、口腔機能が未発達であることなども原因のひとつとして考えられます。
まずは子供が何に嫌がっているのかを知ってから、偏食対策を取り入れるとよいでしょう。

 

偏食の原因①:感覚過敏

感覚過敏は音や光、触覚や味覚、匂いなどの刺激に対して過剰な反応や過敏な反応が現れる症状で、神経発達の問題や神経系の異常、発達障害などがある場合に引き起こされる症状です。

感覚過敏の症状は子供によって違っているので、何に対して過敏に反応してしまっているのか理解しておくとよいでしょう。


偏食の原因①-1:視覚過敏

視覚過敏は、光や色、モノの見た目に対して過敏に反応する特性のことをいいます。
食べ物の見た目や食器の色などが好みではないと、特定の食べ物を避けたり食事を摂ってくれなかったりすることがあるので調理や盛り付け、使う食器類などに工夫が必要です。


・いちごの粒々が気持ち悪い

・白色の食べ物は食べられるが、緑や赤の食べ物は食べられない
・特定の色の食器やスプーンであれば食べられる   など
 

偏食の原因①-2:味覚過敏

発達障害を持つ子供で味覚過敏によって偏食がある場合は、特定の食べ物の味に対して過敏な反応が現れます。
食べ物の苦味や酸味、塩味や甘味などに対して過剰な反応や不快感を示すため、嫌がる場合は特定の苦手な味をやわらげてあげるとよいでしょう。
また食べ慣れていない新しい料理を避けやすいので、いつも同じメニューになってしまう特徴もあります。


・辛い食べ物を食べると痛みを感じる

・酸味や苦味がある食べ物は気分が悪くなる
・食べ物の味を濃く感じやすい
・新しい料理や食べ物を受け付けない   など
 

偏食の原因①-3:触覚過敏

発達障害を持つ子供で触覚過敏がある場合は、特定の食べ物の食感や温度に対して過敏な反応を示すために偏食が起こる可能性があります。
また特定の素材や苦手な形状の食器や食具を避けることもあるため、触覚過敏がある場合は使う食器や食具が子供に合っているかどうかも確認してみるとよいでしょう。


・コロッケの衣がチクチクして苦手

・ネバネバやドロドロした口当たりのものを避ける
・きのこのツルツル感や弾力がゴムのように感じる
・じゃがいものホクホク感が苦手   など
 

偏食の原因①-4:嗅覚過敏

発達障害を持つ子供で嗅覚過敏があると、特定の匂いに対して過敏な反応を示すために偏食が起こることがあります。
苦手な匂いに対して不快感を感じやすいため、その匂いがする食べ物を避けたり食事を摂りたがらなかったりする可能性もあります。


・料理中の匂いを嫌がる
・臭みのある発酵食品
・酸味や苦味が強い食べ物を避ける  など

 

偏食の原因①-5:聴覚過敏

発達障害を持つ子供で聴覚過敏がある場合は、外部からの音に対して不快感や痛みを感じるなどの反応を示すことがあります。
音によるストレスによって食事中の集中力が切れたり、ストレスがかかることで食欲が低下してしまったりする可能性があります。


・時計の秒針の音が気になって食事に集中できない
・食器が触れ合う音を嫌がる   など
 

偏食の原因①-6:固有受容覚過敏

発達障害を持つ子供で固有受容覚過敏がある場合は、身体の動きや力の入れ具合に対して敏感に反応してしまいます。
食事中に使われる食器や食具、椅子などの身体に触れるものに対して過敏に反応して、必要以上に力を入れてしまったり、逆に力が弱すぎてしまったりすることがあります。
上手に食べられないことから偏食につながる可能性もあるので、食べやすいように対策してあげるとよいでしょう。


・食事をする際の力加減が難しい

・モノを落としたりこぼしたりしやすい  など
 

偏食の原因②:こだわりが強い

発達障害を持つ子供の偏食は、こだわりの強さが原因である場合もあります。
こだわりが強いと特定の食べ物しか食べてくれなかったり、決まったルーティンでの食事を好む傾向があったりします。

・食事の料理や時間、場所について自分のルールがある
・食べ慣れない料理は食べない
・特定の食器でないと食事を嫌がる
・汁物を食べてからでないとごはんが食べられない  など

 

発達障害を持つ子供の偏食の対策

発達障害による感覚過敏やこだわりの強さがある場合は、無理に食べさせようとすると大きなストレスがかかってしまいます。
発達障害を持つ子供の偏食対策は、子供の特性に合わせて行うことが重要です。

それぞれの特性に合わせた偏食対策を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

偏食の対策方法①:感覚過敏

視覚や味覚、触覚や嗅覚、聴覚や身体の動きや位置を感じる固有受容覚に対して、過敏に反応してしまう感覚過敏。
発達障害を持つ子供で感覚過敏がある場合は、食事を嫌がる原因として考えられるものを避ける偏食対策がおすすめです。

 

偏食の対策方法①-1:視覚過敏

発達障害を持つ子供で視覚過敏がある場合の偏食対策には、食べ物の見た目を工夫したり食器やスプーンなどの色や素材を好みのものに変えてあげたりする方法がおすすめです。

・いちごはミキサーにかけてつぶし、ジュースにする
・食べられない色は刻んで食べられる色の食材に混ぜる
・無地の食器やスプーンを使用する   など

 

偏食の対策方法①-2:味覚過敏

発達障害を持つ子供で食べ物の味に対して過剰に反応してしまっている味覚過敏がある場合は、好みの味付けに変えてみたり刺激の少ない食べ物を取り入れてみたりする偏食対策がおすすめです。

・好みの調味料を使う
・初めて与える料理は材料や作り方、味などを説明する
・金属製のスプーンを木製スプーンに変える  など

 

偏食の対策方法①-3:触覚過敏

発達障害を持つ子供で、特定の食べ物の食感や温度に対して過敏な反応を示す触覚過敏がある場合は、食べられるように調理や盛り付けの工夫を取り入れる偏食対策がおすすめです。また食器やスプーンが子供に合っているかどうかも確認してみるとよいでしょう。

・食べられる食感の料理にする
・ハンバーガーやエビフライなど複数の食感が混ざっているものは、別々に分けて盛り付ける
・カレーのごはんとルウは別盛りにする
・料理の温度は子供が食べやすい温度に冷ましたり温めたりする など

 

偏食の対策方法①-4:嗅覚過敏

特定の匂いに対して過敏な反応を示す嗅覚過敏。
発達障害を持つ子供で嗅覚過敏がある場合は、苦手な匂いによってストレスがかからないように工夫する偏食対策がよいでしょう。

・料理中の匂いが嫌な場合は別の部屋で待つ
・臭みのある発酵食品や酸味の強い食べ物を避ける など

 

偏食の対策方法①-5:聴覚過敏

外部からの音に対して、不快感や痛みを感じるなどの反応を示す聴覚過敏。
発達障害を持つ子供で聴覚過敏がある場合は、ストレスがかからない食事環境をととのえる必要があります。

・テレビや電子機器の音が聞こえないようにする
・陶器ではなくプラスチックの食器やスプーンを使う  など

 

偏食の対策方法①-6:固有受容覚過敏

食器や食事中の椅子など、身体に触れるものに対して過敏に反応する固有受容覚過敏。
発達障害を持つ子供で固有受容覚過敏による偏食が強い場合は、使用する食器やスプーンを使いやすいものにしたり食事環境の工夫を取り入れたりする対策がよいでしょう。

偏食の対策方法②:こだわりが強い

発達障害を持つ子供では、特定の味や食感の食べ物しか食べない、決められたルーティンでしか食事を摂りたくないなどのこだわりが強いことも多く見られます。
あらかじめどんな料理を用意したのかを説明したり、食事の準備や手順をルーティン化してあげたりする偏食対策がおすすめです。

 

調理方法を工夫してみる

発達障害を持つ子供で感覚過敏やこだわりが強い特性が見られる場合には、子供の特性に合わせて食べやすいように調理方法を工夫してみましょう。

やわらかい食べ物が苦手な場合は、揚げ物にしてかたさを残す。特定の色の食べ物しか食べない場合は、苦手な色がわからないようにみじん切りにして混ぜてあげるなどの調理の工夫もおすすめです。

子供の偏食対策におすすめのレシピ2選

栄養バランスを考えて用意した料理でも、子供が食べてくれないと悩んでしまいますよね。
今回は子供の偏食対策におすすめのレシピを紹介します。

レシピ①「かぼちゃシチュー」


【材料(3人分)】
・ツナ缶(水煮)…1缶(70g)
・かぼちゃ…50g
・玉ねぎ…1/2個
・サラダ油…適量
・小麦粉…小さじ2
・水…150cc
・コンソメ…小さじ1
・無調整豆乳…200cc
・塩…少々


【作り方】
①かぼちゃは包丁で皮を削ぎ落とし、1.5cm角に切る。玉ねぎは1cm角にする。
②鍋にサラダ油を熱して①とツナを加え、玉ねぎがアメ色になるまで炒める。
③一旦火を止め、小麦粉を振り入れて全体に絡むように混ぜ合わせる。
④再度弱火にして水、コンソメを加えて食材に火が通るまで加熱する。
⑤無調整豆乳と塩を加えて味をととのえる。

レシピ②「ブロッコリーのチーズ焼き」


【材料(2人分)】
・ブロッコリー…40g
・じゃがいも…中1/2個
・片栗粉…大さじ1/2
・ピザ用チーズ…大さじ1
・サラダ油…適量

【作り方】
①ブロッコリーは小房に切る。じゃがいもは千切りにする。
②ボウルに①と片栗粉、ピザ用チーズを加えてしっかり混ぜ合わせる。
③フライパンに油を熱し、②を流し入れて片面に焼き色がついたらひっくり返す。
④水大さじ2(分量外)を加えて蓋をし、弱火〜中火で蒸し焼きにする。

おわりに


発達障害による感覚過敏やこだわりの強さがある子供に、苦手な食べ物を無理やり食べさせると精神的や身体的に大きな負担がかかってしまいます。
子供の特性に合わせて調理の工夫を取り入れて、楽しい雰囲気で食事をすることを意識しておくといいですね。
この記事を参考に、発達障害を持つ子供への偏食対策をぜひ取り入れてみてくださいね。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

赤ちゃんの栄養不足 特に不足しやすい栄養素と補う方法を解説

【PR】このページにはプロモーションが含まれています。

 

赤ちゃんに不足しがちな栄養素とは?

生後6カ月までの赤ちゃんは、必要な栄養のほとんどを母乳やミルクから補っています。

しかし生後6カ月以降になると母乳やミルクだけではなく、離乳食からも栄養を補えるようになってきます。まだ上手に離乳食を食べられない赤ちゃんや、自我が芽生え好き嫌いが激しくなってくる時期では栄養不足にもなりやすいため気をつけましょう。

今回は管理栄養士が、赤ちゃんが不足しやすい栄養素や栄養不足になるデメリットについて解説していきます。

鉄分

鉄は赤血球を作るのに必要な栄養素で、赤ちゃんが不足しやすい栄養素のうちのひとつです。

赤ちゃんはママのおなかにいる間に、たくさんの鉄をもらって生まれてきます。
生後6ヶ月以降では赤ちゃんが持っている体内の鉄分が徐々に少なくなってしまうため、離乳食からも鉄分が豊富な食べ物を積極的に補いましょう。

レバーや赤身の肉や魚、ほうれん草などの鉄分が豊富な食べ物を取り入れるのがおすすめです。

タンパク質

筋肉や臓器、皮膚などの構成成分でもあるタンパク質は、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素です。
普段から肉や魚、大豆製品や乳製品を食べないと不足してしまう可能性もあるので気をつけましょう。

まだ上手に噛んで食べることができない赤ちゃんにとって、肉や魚などはかたかったり水分量が少ないことで食べにくかったりする食材でもあります。

肉や魚を嫌がる場合は細かく刻んで食べやすくしてあげたり、とろみをつけた調理法を取り入れてみたりするのもよいでしょう。また納豆や高野豆腐、ヨーグルトや豆腐など、赤ちゃんの食べやすいタンパク質食材から栄養を補うのもおすすめです。

DHA

考える力をサポートするDHAは、赤ちゃんのうちから食事でしっかり補いたい栄養素です。

機能性表示食品よりDHAには、認知機能の一部である数・ことば・図形・状況などの情報の記憶をサポートする機能があることが報告されています。

DHAはイワシやサバなどの青魚に多く含まれていますが、魚を食べる機会があまりない場合は豚肉や鶏むね肉、牛肉や卵などから摂取するのもよいでしょう。

赤ちゃんにとっての鉄分の重要性

ママのおなかにいる間から生後2歳前後までの1000日間の栄養状態は、将来の子どもの肥満やアレルギーなどの健康状態に関与するといわれています。
妊娠中から生後2歳前後までの食事には、特に栄養バランスのいい食べ物を意識して摂取しましょう。

また脳はゆっくりと成長して、6歳ごろには脳の大きさや神経回路の90%が完成します。
赤ちゃんの成長や脳の発達のためには、鉄分が不足しないように食事から十分に補いましょう。

生後9ヶ月以降は鉄欠乏性貧血のリスクが高まる

生後9ヶ月以降になると鉄欠乏性貧血のリスクが高まるため注意が必要です。

生まれてから生後4ヶ月までの赤ちゃんは、生まれる前にママからもらった鉄分を体内で利用できています。しかし生後5ヶ月以降になると、体内に貯蔵されていた鉄分が徐々に減ってきてしまいます。

生後9ヶ月以降になると貯蔵鉄の減少やからだの発達が著しい時期であることなどが原因で、鉄欠乏性貧血のリスクが高まるため気をつけましょう。

鉄欠乏性貧血にならないためにも、生後9ヶ月以降では1日3回の離乳食で鉄分が豊富な食べ物を積極的に取り入れましょう。

鉄分は食事で摂取することが難しい

赤ちゃんの健やかな成長や脳の発達のためには、食事からも鉄分をしっかり補う必要があります。
赤身の肉や魚、ほうれん草などに多く含まれているため普段の食事で積極的に摂取するとよいでしょう。

ただし偏食や遊び食べなどが見られる赤ちゃんにとって、食事から鉄分をしっかり摂取するのは難しい時期でもあります。

レバーや赤身の肉や魚など、水分量が少なくパサパサした食感を嫌がる場合は水溶き片栗粉でとろみをつけてあげるとよいでしょう。かたくて食べにくい肉類を与える場合は、細かく刻んであげたりひき肉を使ってみたりするのもおすすめです。

鉄分・タンパク質・DHAがまとめて摂れる にこにこ鉄分

赤ちゃんの健やかな成長に必要な鉄分は、生後6ヶ月以降の赤ちゃんで不足しやすくなってしまいます。
離乳食だけでは不足しがちな鉄分を、簡単に補いたい場合には「にこにこ鉄分」がおすすめです!

「にこにこ鉄分」は鉄分以外にも、赤ちゃんが不足しやすい栄養素のタンパク質やDHAも一緒に補えます。
栄養バランスのいい離乳食を手軽に用意したいという方は、ぜひ試してみてくださいね!





おわりに


最初のうちは母乳やミルクから栄養を補うことがほとんどの赤ちゃんも、離乳食から栄養を補えるようになってきます。

生後6ヶ月以降になると赤ちゃんの成長に必要な鉄分が徐々に減ってきてしまうので、赤ちゃんが不足しやすい栄養素を普段の離乳食から積極的に摂取するとよいでしょう。

毎日栄養バランスのいい離乳食を作ることに負担を感じているママやパパは、鉄分やタンパク質、DHAなどの栄養が配合されている赤ちゃん用の粉末サプリを取り入れてみるのもおすすめです。

赤ちゃんが不足しやすい栄養素を、毎日の離乳食から意識して取り入れてみてくださいね。

【ライタープロフィール】

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

離乳食の味付け完全ガイド|調味料の使い方とNGポイント【管理栄養士監修】

【PR】

離乳食に使える調味料と味付けの目安

離乳食では調味料をなるべく使わず、だし汁や野菜の煮汁などを使用して素材本来の味を楽しみます。
生後9カ月ごろの後期以降になって離乳食を食べてくれない場合は、少量の調味料を加えて味付けに変化を加えるのもおすすめです。

離乳食の時期は大人と同じ量の調味料は使用できないので、食品本来の味を生かしながら薄味で仕上げましょう。
離乳食で調味料を使用する際には、月齢ごとに食べられる調味料や与えられる目安量を理解しておくといいですね。 にこにこ鉄分

塩分の目安、知っていますか?

離乳食から摂る塩分の1日の目安として、生後6〜11か月では約 1.24g が推奨されています。
これは 味の薄さ を意識するひとつの目安です。(参考:母子栄養協会
また、1〜2歳の幼児では 1日2.0g未満 を目指すのが望ましく、調味料を使う際は加える量に注意が必要です。

【離乳食初期】5〜6ヶ月ごろの離乳食の調味料と味付け

生後5〜6カ月ごろの離乳食初期では、調味料は使用しません。
「日本人食事摂取基準2020年版」より、生後5ヶ月の1日の塩分摂取目安量は0.3g、生後6ヶ月では1.5gと定められています。

味に変化をつけたい場合は、だし汁や野菜を煮たあとの汁、育児用ミルクなどを取り入れるとよいでしょう。
うま味や塩分を含む食材を調味料の代わりに取り入れると、美味しく食べられるので試してみてください。

離乳食初期の味付けにおすすめの食品

・昆布だし
・かつお出汁
・しいたけ出汁
・食パン
・うどん
・塩抜きしたしらす
・育児用ミルク  など

【離乳食中期】7〜8ヶ月ごろの離乳食の調味料と味付け

生後7〜8カ月ごろの離乳食中期でも、まだ調味料は使いません。
「日本人食事摂取基準2020年版」より、生後7〜8ヶ月の1日あたりの塩分摂取目安量は1.5gと定められています。

味に変化を出したい場合は、初期と同様にうま味や塩分を含む食べ物を取り入れるとよいでしょう。

離乳食中期の味付けにおすすめの食品

・カッテージチーズ
・きなこ
・ツナ水煮缶(食塩不使用)
・少量のバター
・ヨーグルト(無糖)
・育児用ミルク  など

【離乳食後期】9〜11ヶ月ごろの離乳食の調味料と味付け

生後9〜11ヶ月ごろの離乳食後期では、少量の塩や砂糖、しょうゆ、みそなどの調味料が使えるようになります。
ただし赤ちゃんが調味料なしでも離乳食を食べられている場合は、あえて調味料を使う必要はありません。

「日本人食事摂取基準2020年版」より、生後9〜11ヶ月の1日あたりの塩分摂取目安量は1.5gと定められています。
単調な離乳食に飽きてあまり食べてくれなくなった場合には、少量の調味料を使ってみるのもよいでしょう。

離乳食後期の味付けにおすすめの食品

・桜えび
・プロセスチーズ
・粉チーズ
・バター
・塩抜きした塩鮭

離乳食後期におすすめの調味料

・塩
・砂糖
・しょうゆ
・みそ
・ケチャップ
・マヨネーズ
・みりん
・酒
・酢
・サラダ油
・オリーブオイル
・ごま油
・甘酒   など

【離乳食完了期】12〜18ヶ月ごろの離乳食の調味料と味付け

生後12〜18ヶ月の離乳食完了期では、まだ大人と同じ調味料のほとんどが使えるようになります。
そのため大人の料理から取り分けて、薄めてから与えるのもよいでしょう。

「日本人食事摂取基準2020年版」より、生後12〜18ヶ月の1日あたりの塩分摂取量は3.0g未満にすることが推奨されています。

大人用のコンソメや中濃ソース、ウスターソースなどのソース類も少量であれば使えるようになりますが、使い過ぎには気をつけましょう。

離乳食完了期におすすめの調味料

・コンソメ(大人用)
・中濃ソース
・ウスターソース
・とんかつソース
・塩麹      など

離乳食におすすめしない調味料

注意マークの画像
砂糖の代わりにハチミツを与えたい場合は、生後1歳以上になってから与えましょう。
生後1歳未満児にハチミツを与えると、体内でボツリヌス菌が増殖してしまい毒素を作ってしまう恐れがあるため注意が必要です。

また刺激の強いものや、塩分や糖分が多い調味料を離乳食で使用するのは避けましょう。

離乳食におすすめしない調味料

・豆板醤
・甜麺醤
・粒マスタード
・わさび
・からし
・山椒
・こしょう
・唐辛子
・ピーナッツバター など

栄養バランスの取れた離乳食に にこにこ鉄分

生後9〜11ヶ月ごろになって、離乳食をあまり食べてくれなくなってきた時におすすめの調味料。
調味料を使っても離乳食をなかなか食べてくれないという時には「にこにこ鉄分」がおすすめです!

「にこにこ鉄分」は、離乳食初期から食べられる粉末タイプの栄養補助食品です。
普段の料理に混ぜるだけで、簡単に赤ちゃんの成長に必要な鉄分やタンパク質、カルシウムなどの栄養を補えます!

離乳食の栄養バランスが気になる方はぜひ試してみてくださいね。
にこにこ鉄分

おわりに

調味料を使って離乳食を作っている画像
素材本来の味を生かした調理法の離乳食。

単調な味に飽きてしまって離乳食を食べなくなった赤ちゃんには、うま味や塩分の感じられる食材を取り入れたり、月齢に合わせて食べられる調味料を少量使ってみるのもおすすめです。

赤ちゃんが離乳食をあまり食べてくれない場合は、ぜひこの記事を参考に調味料を生かした離乳食作りを取り入れてみてくださいね。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

離乳食はいつからはじめる?離乳食の進め方とおすすめレシピを紹介

【PR】

にこにこ鉄分

離乳食はいつからはじめる?


母乳やミルクしか飲めない赤ちゃんが、食べ物からも栄養を摂れるように食べる練習をする期間の離乳食。

離乳食は生後5〜6カ月ごろを目安に開始し、生後12〜18カ月になって咀嚼しながら食べることができるようになるまで続きます。

離乳食の開始時期はあくまでも目安なので、赤ちゃんの発達に応じて調整してあげるとよいでしょう。

ただし「離乳食の開始時期を遅らせることが食物アレルギーの発症を予防する」という科学的根拠はありません。離乳食をいつから始めようか迷っている方は、アレルギー予防のために開始時期を遅らせるのは避けましょう。

離乳食の開始時期は、月齢や赤ちゃんからのサインなどを参考にして始めてみてくださいね。

離乳食をはじめるサイン

・生後5〜6ヶ月を過ぎている
・よだれがよく出るようになった
・食べ物や周りの人の食事に興味を示している
・首がすわっている
・支えがあれば座れる
・スプーンなどをを舌で押し出そうとしない

離乳食を始めるタイミングに迷った方は、赤ちゃんからのサインを参考にして開始するのもよいでしょう。
生後5〜6カ月ごろになると赤ちゃんが食べ物に興味を持ち出すようになってきます。

赤ちゃんからのサインがいくつかみられる場合は、体調や機嫌がいい時に合わせて離乳食を始めてみるのがおすすめです。

アレルギー予防のための「離乳食遅らせ」は誤解

「アレルギー予防のために離乳食を遅らせた方がよい」という話もありますが、現在の科学的見地では確かな根拠はなく、開始が遅れることで鉄などの栄養不足リスクが増すとされています。むしろ、5〜6ヶ月を目安に、サインがあれば適切に開始することが推奨されています。(参考:厚生労働省・WHO)

離乳食のはじめ方


生後5〜6カ月ごろになっていざ離乳食を開始しようとしても、どんな食べ物をどのくらいの量与えればいいのかなど疑問に思う方も多いですよね。

今回は管理栄養士が離乳食開始後の初期で食べられる食べ物や量、離乳食の進め方について解説するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

離乳食作りのポイント:衛生管理と薄味が第一

離乳食初期に注意したいのは「衛生管理」と「調味の程度」です。
赤ちゃんは感染に弱いため、調理器具や食材の加熱は十分に行いましょう。また、最初は素材の味を生かした薄味が基本です。味よりも食感や口の動きに慣れることがポイントです。

離乳食の習慣化のポイント:赤ちゃんが食事を楽しめるように

離乳食初期の習慣化には、下記3つのポイントが重要です。
  • 大人と一緒に食卓に座ることで「食べる場面」が楽しく、学びの機会になります。
  • 笑顔や話しかけながら食事をすることで安心感を与えられ、食への興味づけに繋がります。
  • 試した食材や量を記録すると進むペースを確認できて安心です。

離乳食初期は何を、どのくらいの量食べさせればいい?

生後5〜6カ月ごろから始まる離乳食初期。
離乳食開始後の食べ物には、消化がよくアレルギーの発症リスクが少ない食べ物がおすすめです。

離乳食初期ではつぶした10倍がゆを小さじ1杯から与え、徐々に量を増やしていきます。
おかゆに慣れてきたら、にんじんなどの野菜類や豆腐などのタンパク質の順番に与える食材を増やしましょう。

離乳食開始して26〜30日程度が経った頃にはつぶした10倍がゆは30g、野菜類は15g、豆腐や白身魚などは5〜10g程度の量を食べられるようになります。

<離乳食初期におすすめの食べ物>
・つぶした10倍がゆ
・にんじん
・ほうれん草
・じゃがいも
・さつまいも
・かぼちゃ
・ブロッコリー
・豆腐
・しらす
・白身魚
・卵黄   など

離乳食の進め方のポイント

離乳食を進める際には、赤ちゃんの発達段階に合わせて形状や大きさを変えてあげる必要があります。離乳食初期ではヨーグルトやポタージュ状の食べ物を与えましょう。

加熱した食材をすりつぶしたり裏ごししたりしたあとに、白湯やミルクなどでのばすとなめらかになってごっくんしやすくなります。

また初めての食材は、1日小さじ1杯程度から与えましょう。じんましんや喉のかゆみなどのアレルギー症状が現れても、すぐに病院を受診できるように平日の午前中の時間帯に与えるのがおすすめです。

離乳食初期のおすすめレシピ「さつまいもミルクがゆ」



【材料(1回分)】
・10倍がゆ…30g
・さつまいも…15g
・育児用ミルク(調乳済み)…大さじ1

【作り方】
①皮をむいたさつまいもはゆでて、すり鉢ですりつぶしてなめらかにする。
②10倍がゆに育児用ミルクを加えてしっかり混ぜ合わせ、皿に盛り付ける。
③上から①のさつまいもペーストをのせる。

離乳食初期から食べられる にこにこ鉄分

生後5〜6カ月から始まる離乳食は、食べ物から栄養を補えるようになるための練習期間。

粉末タイプの栄養補助食品「にこにこ鉄分」は、固形のものが食べられない離乳食初期の赤ちゃんでも手軽に栄養を補えます!

なめらかなペースト状にした食べ物に混ぜるだけで、簡単に成長に必要な栄養を補えます。ほとんど無味無臭の「にこにこ鉄分」は、食べ物に慣れていない赤ちゃんでも食べやすいので、赤ちゃんの栄養不足が気になる方はぜひ試してみてくださいね。

にこにこ鉄分おすすめポイント

おわりに


離乳食をいつから始めたらいいかわからないという方は、生後5〜6カ月ごろを目安にして赤ちゃんからのサインがみられる場合は開始するとよいでしょう。

今まで母乳やミルクなどの液体からしか栄養を摂ったことのない赤ちゃんは、離乳食で初めて食材を飲み込むことに挑戦します。

離乳食初期では、赤ちゃんが自分でごっくんしやすいような形状の食べ物を与えてあげましょう。発達段階に合わせて、赤ちゃんのペースで離乳食を進めてあげてみてくださいね。

【ライタープロフィール】
谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。