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離乳食の準備に必要な道具は?最低限用意すべきものと離乳食レシピを紹介【管理栄養士おすすめ】

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離乳食の準備はいつからするべき?

離乳食の準備はいつからするべき?と気になる方も多いのではないでしょうか。

離乳食は生後5〜6カ月ごろを目安に始めます。
生後4カ月ごろになったら、離乳食開始後に使う道具を準備し始めるとよいでしょう。

にこにこ鉄分

離乳食初期に必要な道具

離乳食初期に必要な道具
生後5〜6カ月ごろから始まる離乳食初期。
離乳食初期に必要な道具を紹介します。

Amazonや楽天市場などのネット通販や店舗、100均などでも手に入るので、必要な準備物をリストアップしておくとよいでしょう。

赤ちゃん用スプーン

離乳食開始後の赤ちゃんは、自分で離乳食を食べられません。
離乳食を与える際に必要となる赤ちゃん用スプーンを用意しましょう。

離乳食用スプーンは、赤ちゃんの月齢によってくぼみの深さが違っています。
生後5カ月以降に使える離乳食初期用のスプーンを準備しておきましょう。

ベビーチェア

赤ちゃんの腰がしっかり座っている場合は、対象年齢に合ったベビーチェアを用意しておきましょう。

まだ自分で座れないようであれば、ママやパパが抱っこして離乳食を与えます。
ベビーチェアを選ぶ際は、赤ちゃんの足が床に着くような商品を選ぶのがおすすめです。

エプロン(スタイ)

離乳食用として使うエプロンやスタイも用意しておきましょう。
赤ちゃんは離乳食を食べることに慣れていないので、どうしても口からこぼしてしまったりしてしまいます。

布製のものよりも水洗いできるナイロン製が向いていますが、赤ちゃんが嫌がるようであれば布製のものから使い始めるのもよいでしょう。

割れにくいお皿

離乳食開始後の赤ちゃんは、食事を嫌がったり手が当たってしまったりしてお皿を床に落としてしまうこともあります。

食器が割れて危なくないように、あらかじめ割れにくいお皿を用意して与えるのもよいでしょう。

ママやパパが、離乳食をスプーンですくいやすいお皿から選ぶのもおすすめです。

すり鉢やブレンダー

すり鉢やブレンダーは、離乳食初期で欠かせない道具です。
離乳食開始後の赤ちゃんはなめらかなペースト状のものを食べます。
加熱した食材をペースト状にするために、すり鉢やブレンダーを準備しておきましょう。

100均でも手に入る小さめのすり鉢は、費用を抑えたい方にもおすすめです。

離乳食中期以降に必要な道具

離乳食中期以降に必要な道具
生後7〜8カ月ごろから始まる離乳食中期以降で必要になる道具は、離乳食初期の後半になっていろんな食材に慣れてきた頃に準備するとよいでしょう。

マグ

離乳食だけでなく、お出かけの際にも使えるマグは赤ちゃんの年齢に合わせたものを準備しましょう。
離乳食の時期に使うマグは、スパウトタイプやストロータイプ、コップ飲みの練習におすすめのトレーニングマグなどがあります。

スパウトマグ:生後5〜6カ月ごろから
ストローマグ:生後8カ月ごろから
トレーニングマグ:生後12カ月ごろから

離乳食用ハサミ

生後9〜11カ月ごろの離乳食後期以降になると、食べられる食材も増えてきます。
外食時でも味を薄めてあげれば、大人と同じようなものを食べられるようにもなるので、離乳食用のハサミを準備しておくのもよいでしょう。

離乳食用ハサミは肉類や野菜類、麺類などを、赤ちゃんが食べやすいようにカットできるのでおすすめです。

おろし器

生後7カ月ごろの中期以降では、おろし器を使って調理する方法もおすすめです。
離乳食初期のうちはすりつぶしてペースト状にすることがほとんどでしたが、りんごや大根などすりおろしたものを加熱して与えられるようになります。

おろし器で作った料理を嫌がる場合は、軽く裏ごししてから与えるのもよいでしょう。

離乳食をはじめるサイン

離乳食をはじめるサイン
一般的に離乳食は、生後5〜6カ月ごろを目安に始めます。
離乳食開始の月齢はあくまでも目安なので、赤ちゃんからのサインに注目しながら離乳食を始めるのもよいでしょう。

授乳間隔が整い、生活リズムが安定している

離乳食をはじめるには、授乳の間隔が3〜4時間程度空いて規則正しくとれているかどうかも大切です。
生活リズムが安定していて、赤ちゃんの機嫌がいい時に離乳食を始めましょう。

首がすわって寝返りができる

赤ちゃんの首がすわって寝返りができるようになるなど、体幹がしっかりしてきているかどうかも離乳食開始の目安になります。
5秒程度自分で座っていられるかどうか、チェックしてみるとよいでしょう。

スプーンを舌で押し返さない

赤ちゃんの口にスプーンを入れた時に、舌で押し返さないかどうかも確認してみましょう。
舌でスプーンを押し出してしまうようであれば、離乳食を開始するには少し早い可能性もあります。
無理に食べ物を口の中に入れようとはせず、赤ちゃんのペースで見守ってあげましょう。

最初の離乳食におすすめのレシピ2選

離乳食開始後はペースト状から始めるので、ママやパパの離乳食作りの負担も大きい時期。
離乳食初期におすすめの簡単レシピを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さつまいもと豆腐のとろとろ

さつまいもと豆腐のとろとろ

材料(1回分)

・さつまいも:10g
・絹ごし豆腐:小さじ1
・だし汁:小さじ1

作り方

①焼き芋と絹ごし豆腐をそれぞれすりつぶす。
②耐熱皿に豆腐とだし汁を入れてふんわりとラップをし、電子レンジ500Wで40秒加熱する。
③皿に②を流し入れて、上からすりつぶした焼き芋をのせる。

ブロッコリーのポタージュ

ブロッコリーのポタージュ

材料(1回分)

・ブロッコリー(花先):10g
・じゃがいも:10g
・育児用ミルク(調乳済み):小さじ1

作り方

①ブロッコリーとじゃがいもはゆでて、すり鉢ですりつぶす。
②①に育児用ミルクを加えて、しっかり混ぜ合わせる。

栄養バランスの取れた離乳食に にこにこ鉄分

にこにこ鉄分

離乳食が1日2回に増えた中期ごろになると、徐々に栄養バランスを意識した離乳食を作る必要があります。

栄養バランスの取れた離乳食を、手軽に準備したいという方におすすめなのが「にこにこ鉄分」。
にこにこ鉄分は生後6カ月ごろの赤ちゃんから食べられる粉末タイプのサプリメントで、赤ちゃんの成長に必要な栄養素をまとめて補えます。

栄養バランスの取れた離乳食を赤ちゃんに食べさせたいという方は、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

まとめ

赤ちゃんが母乳やミルク以外の食べ物を初めて口にする離乳食。
離乳食開始時や離乳食の段階が上がる時には、赤ちゃんの月齢に合わせて必要になる道具を準備しておきましょう。

離乳食グッズは店舗だけでなくAmazonや楽天市場などのネット通販や100均でも手に入るので、ぜひお気に入りの離乳食グッズを探してみてくださいね。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

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脳の発達に良い?離乳食の手づかみ食べにおすすめのレシピを紹介【管理栄養士監修】

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手づかみ食べのメリット

手づかみ食べのメリット

自分の手で食べ物を握って食べる「手づかみ食べ」は、赤ちゃんの成長過程で見られる動作です。

手づかみ食べが始まると床や机が汚れてしまったり、なかなか食べてくれなかったりしてイライラしてしまうママやパパも多いのではないでしょうか。
実は手づかみ食べには、さまざまなメリットがあります。

目・手・口の協調運動が発達する

食べ物を目で見て、手で触って口へ運ぶという動作は、食器や食具を上手に使えるようになるための第一歩です。
また食材をどの程度の力で握れば、口に持って運べるのかなどの感覚を養える時期でもあります。

食に対する興味が高まる

手づかみ食べが始まる頃の赤ちゃんは、自我が芽生え始める時期でもあります。
自分で掴んで食べる手づかみ食べは、赤ちゃんにとって新鮮なので食事への興味や楽しさを感じられる時間です。
食べ物への興味を高めるためにも、手づかみ食べを取り入れて赤ちゃんの食体験を増やしてあげましょう。

手づかみ食べはいつから始める?

手づかみ食べはいつから始める?

一般的に手づかみ食べは、生後9カ月ごろの離乳食後期ごろの赤ちゃんに多く見られます。
ただし生後9カ月ごろというのはあくまでも目安です。
赤ちゃんの食事中の様子を見て、手づかみ食べを始めてあげるのもよいでしょう。

手づかみ食べを始めてOKなサイン

手づかみ食べをいつから始めればいいか迷っている場合は、赤ちゃんの食事の様子を観察してみるのもおすすめです。
手づかみ食べを始めてOKなサインがいくつか見られるようであれば、手づかみできるメニューを取り入れてみるのもよいでしょう。

お座りが安定し、しばらく座っていられる

赤ちゃんが自分で安定したお座りができるようになっていることも、手づかみ食べを開始する目安になります。
赤ちゃんは背中の筋肉が発達することで、支えがなくても自分で座れるようになります。

しっかり安定して座れるようになっていて、手づかみ食べに集中できる環境が整っていれば手づかみ食べを開始してもよいでしょう。

食べ物に手を伸ばしたり興味を示したりする

手づかみ食べをいつから始めればいいか迷っている場合は、赤ちゃんが食べ物を自分でつかもうとしたり、口に運ぼうとする動作が見られる時期に始めてあげるとよいでしょう。

食べ物を口に入れたがるようであれば、やわらかい食べ物やスティック状のものから始めてみるといいですね。

食べ物を噛もうとして口が動く

赤ちゃんが手づかみ食べを開始する目安として、口に入れた食べ物を歯茎でつぶしながらモグモグと食べられていられるかどうかも重要です。

口が左右に動き、歯茎で食べ物をつぶせているようであれば、食べやすいものから手づかみ食べを進めてもよいでしょう。

まだ早いかな?のサイン

離乳食での手づかみ食べは赤ちゃんの成長にさまざまなメリットがあります。

しかし食べ物を食べることに慣れていない赤ちゃんでは、まだ上手に手づかみ食べができない時期でもあります。
手づかみ食べをしないなどの様子が見られ、まだ手づかみのメニューを与えるには早いかもしれないという場合のサインを紹介します。

食べ物をそのまま飲み込んでしまう

離乳食を食べる時期の赤ちゃんは食事の経験が少なく、まだ自分のひと口量を理解できていないことも多い時期です。
食べ物をどんどん口に入れて飲み込んでしまうようであれば、窒息や誤嚥の危険性もあるので注意が必要です。

前歯でかじり取れる形状のものを用意するなどの工夫を取り入れながら、手づかみ食べを進めるとよいでしょう。

食べ物を口から出してしまう

手づかみして口に運んだ食べ物を出してしまう場合は、離乳食の形状やかたさが赤ちゃんに合っていない可能性もあります。
歯茎でつぶせる程度のかたさになっているか、一度ママやパパが食べてみるのもよいでしょう。

手づかみ食べのはじめ方

手づかみ食べのはじめ方

離乳食で手づかみ食べを食べ始めてもいいサインが見られたら、手づかみ食べメニューを取り入れてみましょう。
手づかみ食べを離乳食で取り入れる際の始め方を解説します。

食材を小さく切って与えてみる

普段食べている離乳食を、赤ちゃんが持って食べやすいように小さく切って与えましょう。
大きすぎると詰め込みすぎた時に、窒息や誤嚥などの事故につながる恐れもあるので注意が必要です。
ママやパパが、同じように手づかみで食べている姿を見せてあげるのもおすすめです。

前歯でかじり取れるものを与える

離乳食を前歯でかじり取れるようにスティック状にしたり、楕円状にしたりして与えるのもよいでしょう。
食材を小さく切って与えてみると、口の中に詰め込みすぎてしまうという場合にもおすすめです。
かじり取ることで、赤ちゃんが自分に合ったひと口量を知る機会にもなります。

手づかみ食べにおすすめの離乳食レシピ3選

生後9カ月以降の離乳食後期の赤ちゃんにおすすめの手づかみ食べレシピを紹介します。
歯茎でつぶせる程度のかたさを意識して、赤ちゃんが食べやすいメニューを取り入れましょう。

桜えびと青のりの焼きおにぎり

桜えびと青のりの焼きおにぎり

材料(1人分)

・ごはん:80g
・青のり:少々
・桜えび:小さじ1
・しょうゆ:小さじ1/4
・サラダ油:適量

作り方

①ボウルにサラダ油以外の材料を全て加えてしっかり混ぜ合わせる。
②ひと口大になるように握る。
③フライパンにサラダ油を熱し、②を両面焼く。

さつまいもチーズおやき

さつまいもチーズおやき

材料(2回分)

・さつまいも:40g
・プロセスチーズ:10g
・マヨネーズ:小さじ1/2
・片栗粉:小さじ2
・サラダ油:適量

作り方

①さつまいもは皮を剥いて、やわらかくなるまでゆでてつぶす。プロセスチーズは7mm角に切る。
②ボウルに①とマヨネーズ、片栗粉を加えて混ぜ合わせ、小判型に成形する。
③フライパンに油を熱し、弱火〜中火で②を両面焼く。

バナナきな粉スティック

バナナきな粉スティック

材料(1〜2回分)

・砂糖:小さじ1/2
・きな粉:小さじ1
・バナナ:1/2本

作り方

①バットできな粉と砂糖を混ぜ合わせておく。
②バナナはスティック状に切る。
③①に②を加えて左右に揺さぶり、バナナ全体にきな粉をまぶす。

栄養バランスの取れた食事に にこにこ鉄分

にこにこ鉄分 

離乳食で手づかみ食べが始まる生後9カ月ごろの赤ちゃんは、母乳やミルクからの栄養よりも食事からの栄養補給が多くなってくる時期でもあります。

栄養バランスの取れた離乳食を作りたいという方は、手づかみ食べメニューの中に「にこにこ鉄分」を取り入れるのもよいでしょう。

にこにこ鉄分は、手づかみ食べが始まる時期に必要になる鉄分やタンパク質などの栄養素を手軽に補える粉末タイプのサプリメントです。

普段の手づかみ食べのメニューに混ぜて、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

まとめ

離乳食で手づかみ食べを取り入れることは、赤ちゃんにさまざまなメリットがあります。
離乳食で手づかみ食べはいつから始めればいいのか気になった方は、赤ちゃんからのサインを観察してみるのもよいでしょう。

ぜひ離乳食で手づかみ食べのメニューを取り入れてみてくださいね。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

赤ちゃんがカルシウム不足になるとどうなる?くる病とビタミンDの関係を解説【管理栄養士監修】

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カルシウムは赤ちゃんの成長に必要な栄養素

カルシウムは赤ちゃんの成長に必要な栄養素 

カルシウムは、骨や歯の形成に必要な成分です。
骨や歯などの成長が著しい赤ちゃんでは、離乳食から積極的に補うことが重要です。
カルシウムが不足しないように、離乳食でカルシウムが多い食べ物を取り入れましょう。

赤ちゃんがカルシウム不足になるとどうなる?

赤ちゃんがカルシウム不足になるとどうなる?

赤ちゃんのカルシウム不足が長期間続くと、からだに悪い影響が現れる可能性があります。
今回は、カルシウム不足によって引き起こされる可能性があるものについて解説します。

くる病

くる病は、骨がやわらかくなって曲がりやすくなったり、伸びにくくなったりする症状が現れる病気です。
主にカルシウムやリン、ビタミンDが不足することによって引き起こされる可能性があるので、食事には注意が必要です。
子供のうちの食事が大切になってくるので、普段の食事で意識してカルシウムを摂取しましょう。

成長スピードが遅くなる

赤ちゃんのカルシウム不足が長期間続くと、成長スピードが遅くなってしまう危険性があります。
伸び盛りの成長をサポートするためにも、カルシウムが不足しないような食事を意識して日光を浴びられる外遊びをさせてあげましょう。

集中力が低下する

赤ちゃんのカルシウム不足は、集中力の低下にもつながる恐れがあります。
赤ちゃんの集中力がないのはさまざまな要因が考えられますが、栄養不足もそのうちのひとつです。

骨や歯が脆くなる

長期間かけてカルシウム不足が続くと、骨や歯の形成に必要な栄養が不足してしまいます。
骨や歯が脆くならないためにも、骨や歯の成長が著しい赤ちゃんでは積極的に食事からカルシウムを補いましょう。

赤ちゃんがカルシウム不足になる原因

赤ちゃんがカルシウム不足になる原因

赤ちゃんがカルシウム不足になる原因には、食事や病気による影響などさまざまな要因が考えられます。
今回は、赤ちゃんがカルシウム不足になる原因として考えられる食事について解説します。

カルシウムの摂取量が少ない

食事からのカルシウム摂取量が少ないと、赤ちゃんがカルシウム不足に陥りやすくなります。
乳製品や小魚などのカルシウムが豊富な食べ物を、毎日の離乳食で積極的に取り入れましょう。
また食事量が極端に少ない場合も、カルシウム不足の原因にもなるので注意が必要です。

リンの摂取量が多い

リンの摂取量が多いと、カルシウム不足を引き起こす可能性があります。
リンはハムやベーコン、インスタント麺などの加工食品に多く含まれている成分です。

カルシウム摂取量に比べてリンの摂取量が増えると、カルシウムの吸収が妨げられてしまうので気をつけましょう。

赤ちゃんがカルシウムを効率よく摂取する方法

赤ちゃんがカルシウムを効率よく摂取する方法

赤ちゃんの成長に必要な栄養素を不足しないようにするには、効率よく摂取する方法を取り入れるのもおすすめです。
今回は、カルシウムを効率よく摂取する方法について解説します。

カルシウムを多く含む食材を摂取する

カルシウムを多く含む食材を摂取することは、食事からのカルシウム不足を回避するのに最も重要です。

カルシウムは乳製品や魚類、野菜類などのさまざまな食品に含まれています。
偏食や少食があって食事量が少ない場合は、補食でカルシウムが豊富な食材を取り入れるのもよいでしょう。

ビタミンDを摂取する

ビタミンDは腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
カルシウムを効率よく摂取したい方は、ビタミンDを多く含む食材も一緒に摂りましょう。

ビタミンDは魚介類やきのこ類に多く含まれている栄養素ですが、日光を浴びることで体内でも合成できる成分です。
室内での遊びが多い赤ちゃんでは、積極的に外に出て日光を浴びましょう。

カルシウム・ビタミンDを多く含む食材

カルシウム・ビタミンDを多く含む食材

赤ちゃんの骨や歯の形成に必要不可欠なカルシウムとビタミンD。
カルシウム不足に陥らないように、離乳食でカルシウムやビタミンDが多い食材を取り入れましょう。

カルシウムを多く含む食材

カルシウムは牛乳などの乳製品や小魚に多く含まれています。また大豆製品や野菜類、海藻類にも豊富です。

・牛乳
・チーズ
・ヨーグルト
・小魚
・豆腐
・納豆
・小松菜
・チンゲンサイ
・ひじき    など

ビタミンDを多く含む食材

ビタミンDは魚介類やきのこ類に多く含まれている成分です。
普段から魚を食べる機会が少ないという方は、意識して魚介類を献立に取り入れてみてくださいね。

・サケ
・イワシ
・サンマ
・しらす
・干ししいたけ
・キクラゲ    など

カルシウム・ビタミンDを同時に摂れる にこにこ鉄分

にこにこ鉄分 

赤ちゃんの成長に欠かせないカルシウムとビタミンDを、毎日の食事で意識して摂取するのは大変と感じる方も多いのではないでしょうか。

カルシウムやビタミンDを手軽に補いたいという方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。
にこにこ鉄分は生後6カ月の赤ちゃんから食べられる粉末タイプのサプリメントで、カルシウムとビタミンDを同時に補えます。

料理に混ぜるだけで赤ちゃんの成長に必要な栄養成分をまとめて補えるので、栄養のある食事を簡単に用意したいという方はぜひ試してみてくださいね。

まとめ

まとめ

骨や歯の形成に必要不可欠なカルシウムは、不足するとからだに悪い影響を与える恐れがあります。
成長が著しい赤ちゃんではカルシウム不足にならないように、離乳食でカルシウムやビタミンDが豊富な食材を取り入れましょう。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

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離乳食のNG食材を紹介!年齢別に注意すべき食材は?【管理栄養士監修】

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離乳食とは

離乳食とは、母乳やミルクだけでは不足する栄養素を補い、赤ちゃんが食べ物を噛んだり飲み込んだりする練習をする大切なステップです。
生後5~6ヶ月頃から始め、生後9~11ヶ月頃の中期、1歳~1歳半の後期と段階的に進めていきます。

特に鉄分、タンパク質、ビタミンなどの栄養素を食事から摂取できるようにし、赤ちゃんの成長と発達を支えます。
離乳食は赤ちゃんにとって初めての食事体験。食材の形状や固さ、味付けに注意し、少しずつ慣れさせることが重要です。
また、アレルギーの確認や、無理のないペースで進めることも大切なポイント。
離乳食を通して、家族と一緒に食べる楽しさを知り、食事の基本を学ぶきっかけをつくりましょう。

にこにこ鉄分

赤ちゃんに食べさせてはいけない食材と危険性

親が子供を抱いている画像

「離乳食の赤ちゃんにNGな食べ物はあるの?」「なぜ食べさせてはいけない食べ物があるの?」など気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
赤ちゃんに食べさせてはいけない食材の危険性について解説します。

乳児ボツリヌス症

乳児ボツリヌス症になる恐れがあるものを、赤ちゃんに食べさせるのは避けましょう。
乳児ボツリヌス症とは、ボツリヌス菌によって引き起こされる症状です。

ボツリヌス菌を摂取すると腸内で菌が増殖し、全身の筋力低下や脱力状態、数日間の便秘や哺乳力の低下などさまざまな問題が起こる可能性があるため注意が必要です。

食中毒

離乳食を食べる赤ちゃんには、食中毒の恐れがある食べ物にも注意が必要です。
食中毒は一般的に細菌やウイルス、寄生虫などによって汚染されている食品を食べることによって引き起こります。

衛生的に調理されていなかったり加熱が不十分であると食中毒を引き起こしやすく、赤ちゃんでは下痢や嘔吐などの症状によって脱水に陥る恐れもあります。

【年齢別】食べさせてはいけない食材

離乳食を作っている画像

離乳食や幼児食ではさまざまな理由から、食べさせてはいけない食材が存在しています。
今回は、赤ちゃんの年齢別に食べさせてはいけない食材を紹介します。

0歳児に食べさせてはいけない食材

生後5カ月ごろから離乳食が始まり、いろんな食材を食べられるようになる0歳児。
離乳食期間の0歳児にはいくつかの食べさせてはいけない食材があるので気をつけましょう。

はちみつ

はちみつには、ボツリヌス菌が存在しています。
生後1歳未満の赤ちゃんに、はちみつを与えるのは避けましょう。
大人の場合はボツリヌス菌を摂取しても問題ありません。
しかし生後1歳未満の赤ちゃんは、腸内細菌が整っていないため乳児ボツリヌス症を引き起こす恐れがあります。

参考文献:消費者庁|ハチミツによる乳児のボツリヌス症

牛乳

牛乳は、加熱をすれば生後7〜8カ月ごろの離乳食中期から与えられる食品です。
ただし飲み物として、そのまま与えるのは生後1歳以降になってからにしましょう。

牛乳は母乳やミルクに比べて鉄分が少ない特徴があります。
1歳未満の赤ちゃんに飲み物として牛乳を与えたい場合は、鉄欠乏性貧血予防のためにも母乳やミルクを選びましょう。

1歳児で牛乳を与える場合も多量に与えるのは避け、1日200ml程度にしておくといいですね。

香辛料

香辛料などの刺激が強い食べ物は、離乳食期の赤ちゃんに与えるのは避けましょう。
0歳児の赤ちゃんは胃腸などの消化器系が未発達なので、香辛料を与えると下痢や腹痛、吐き気などの症状が現れる恐れがあります。

1歳児に食べさせてはいけない食べ物

離乳食が1日3回に加えて補食が2回加わる1歳児。
いろんな食材を食べられるようになる1歳児ですが、まだ食べられないものや避けた方がいい食べ物も存在しています。

生魚

刺身などの生魚や生卵を、1歳児に与えるのは避けましょう。
生ものは食中毒を引き起こす恐れがあります。

赤ちゃんでは大人よりも菌に対する抵抗力が弱いため、食中毒を引き起こすと重症化しやすいので気をつけましょう。
刺身などの生魚は、3歳ごろを目安に少量を与えるとよいでしょう。

加工肉(ウインナー・ベーコン・ハム)

ウインナーやベーコン、ハムなどの塩分や脂肪分が多い加工品も、1歳児の食事には向いていません。
必ず食べられないというわけではないので、少量を調味料代わりに使用したり下ゆでして使用したりするとよいでしょう。

練り物(ちくわ・かまぼこ・はんぺん)

ちくわやかまぼこ、はんぺんなどの食材は、弾力があるためしっかり噛んで食べられない1歳児には向いていません。
細かく刻めば、1歳ごろの離乳食完了期から与えられる食べ物です。
しかし塩分も多く含まれているので、多量に食べさせるのは避けましょう。

2歳児以上でも食べさせてはいけない食べ物

離乳食が終わって幼児食へ移行した2歳児でも、食べさせるには工夫が必要な食べ物があります。
調理をする際は、これから紹介する食べ物を工夫して取り入れましょう。

球状のもの(ブドウ・さくらんぼ・ミニトマト)

ブドウやさくらんぼ、ミニトマトなどの球状の食材は、そのまま与えるのは避けましょう。

ツルッとした丸い食べ物は、窒息の恐れがあるので注意が必要です。
球状の食べ物を与える際は4等分に切るなどの工夫をして与えましょう。

固くて噛みにくいもの(落花生・アーモンド・大豆)

2歳児以上の幼児期であっても、大人に比べると口腔機能は未発達です。
固くて噛みにくい食べ物は誤嚥や窒息事故につながる恐れがあるので避けましょう。

落花生やアーモンド、炒り大豆など固い食べ物を与える場合は、5歳を過ぎてから与えます。

参考文献:消費者庁|Vol.617 節分は窒息・誤嚥に注意! 硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで!

赤ちゃんがアレルギーを引き起こしやすい食べ物

食べ物の画像

食べ物の中には、赤ちゃんがアレルギーを引き起こしやすい食べ物があります。
もし食後にじんましんや湿疹、呼吸困難などのアレルギー症状が現れた場合は、すぐに病院を受診しましょう。

三大アレルゲン(卵・牛乳・小麦)

三大アレルゲンとは、食品の中でも特にアレルギー症状を引き起こしやすい食べ物のことをいいます。

乳幼児のアレルギーのほとんどは、卵や牛乳、小麦などの三大アレルゲンが原因といわれています。
卵や牛乳、小麦を初めて与える場合は、食事中や食後にアレルギー症状が現れていないか様子を見てあげましょう。

特定原材料7品目(卵・牛乳・小麦・落花生・そば・エビ・カニ)

三大アレルゲン以外にも、特定原材料7品目にも注意が必要です。

特定原材料7品目は食品表示法で定められている特定のアレルゲンのうち、特にアレルギーが起こりやすい7つの食材を指します。
卵や牛乳、小麦や落花生、そばやエビ、カニなどの食品を与える際も、アレルギー症状に気をつけましょう。

不足しがちな栄養素を補える にこにこ鉄分

にこにこ鉄分

栄養価の高い卵やカルシウムの供給源でもある牛乳など、子供に食物アレルギーがあると栄養不足が気になるという方も多いのではないでしょうか。

不足しがちな栄養素を手軽に補いたい方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。

にこにこ鉄分は普段の食事で不足しがちな鉄分やカルシウム、タンパク質やビタミン、ミネラルが補える粉末サプリメントです。
生後6カ月ごろの赤ちゃんから使える栄養補助食品なので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。

まとめ

ご飯を食べている女の子の画像

離乳食で段階が上がり食べられる食材が増えてきても、年齢によっては食べられない食品も存在しています。
消化器系が未発達であることや口腔機能の問題から、乳幼児期では食べられない食品もあるので知っておくとよいでしょう。

特定の食品のアレルギーが原因で栄養不足が気になる方は、子供用サプリメントを取り入れてみるのもおすすめです。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。


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栄養バランスが取れた離乳食の献立の立て方(初期~完了期)【管理栄養士監修】

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離乳食の献立の基本

子供の成長のためには栄養バランスのとれた食事が大切です。
特に生後9ヶ月ごろの後期以降では1日の離乳食が3回になり、ミルクや母乳だけではなく食事からの栄養を補えるようになってくるので、栄養バランスのいい離乳食を意識しましょう。
今回は栄養バランスのとれた献立がどんなものなのかを解説していきます。

「主食・主菜・副菜」の食材選び

栄養バランスのとれた食事を意識するためには、主食と主菜、副菜を献立の中で取り入れましょう。
1食で何品も作るのは面倒という時は炭水化物やタンパク質、野菜類や果物類などを組み合わせたレシピを意識するのもおすすめです。

<離乳食の赤ちゃんにおすすめの主食・主菜・副菜>
主食:ごはん、パン、麺類
主菜:肉類、魚類、大豆製品、卵
副菜:野菜類、海藻類、きのこ類、果物類

食物アレルギーを少しずつ試す

初めて口にする食材が多い離乳食では、食物アレルギーを少しずつ試す時期でもあります。
赤ちゃんにとってどのアレルギーがあるかわからないので、献立の中で初めての食材を与える際は少量を与えましょう。
アレルギー症状が現れてもすぐに病院を受診できるように、平日の午前中に与えるのもおすすめです。

5大栄養素を取り入れる

離乳食で栄養バランスを整えるには、5大栄養素を献立の中に取り入れる方法もよいでしょう。
5大栄養素とは炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルのことをいいます。

1回の食事で5大栄養素全てを補えなくても問題はありません。
1日〜数日かけていろんな食材から、これらの5代栄養素を補えるように意識しておくとよいでしょう。

 

炭水化物

炭水化物は、赤ちゃんのエネルギー源になる栄養素のひとつです。
ごはんやパン類、麺類などの主食を摂取することで補えます。
炭水化物は食べた後比較的早くエネルギー源として使える特徴があるので、朝食や補食では積極的に摂取しましょう。

・ごはん
・パン
・うどん
・スパゲティ
・そうめん   など



 

タンパク質

筋肉や臓器などの構成成分でもあるタンパク質は、成長が著しい赤ちゃんに必要不可欠な栄養成分です。
肉や魚などのタンパク質食材は離乳食の赤ちゃんにとって噛み切りにくかったり、パサパサして食べにくかったりする特徴もあるので食べやすいように工夫して取り入れましょう。

・肉類
・魚類
・卵
・大豆や大豆製品
・牛乳や乳製品    など

ビタミン

赤ちゃんのからだの調子を整えるために必要不可欠なビタミン。
ビタミンにはビタミンAやビタミンDなどの脂溶性ビタミンと、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンCなどの水溶性ビタミンが存在しています。
種類によって体内での働きはさまざまですが、どのビタミンも子供の成長には欠かせない栄養素です。
極端な偏食があったり食事量が少なかったりすると、不足してしまうので意識して摂取しましょう。

・肉類
・魚類
・野菜類
・卵
・大豆製品
・ナッツ類  など

ミネラル

ビタミンと同様に、からだの調子を整える働きがあるミネラル。
ミネラルにはさまざまな種類が存在していますが、子供の食事で特に意識して摂取したいミネラルはカルシウムや鉄です。
カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素で、鉄は赤血球を作るのに必要な栄養素です。 

<カルシウムが多い食べ物>
・牛乳やヨーグルトなどの乳製品
・小魚
・豆腐や納豆などの大豆製品
・野菜類や海藻類     など

<鉄分が多い食べ物>
・レバー類
・赤身の多い肉類や魚類
・あさりやしじみ
・小松菜やほうれん草などの野菜類  など

脂質

脂質はからだのエネルギー源にもなる栄養素で、さまざまな食品に含まれています。
赤ちゃんが脂質を摂りすぎると胃腸に負担をかけてしまうので、離乳食では脂質を摂りすぎないように気をつけましょう。

・油やバターなどの油脂類
・脂身の多い肉類
・ナッツ類
・スナック菓子   など

特に鉄分は赤ちゃんに不足しがちな栄養素


離乳食で意識して摂りたい5大栄養素ですが、特にミネラルの一種である鉄分は赤ちゃんが不足しやすい栄養素のうちのひとつでもあります。

赤ちゃんはママのお腹にいる時から鉄分をもらって生まれてきますが、離乳食が始まる生後5カ月ごろから徐々に少なくなってきてしまいます。
鉄分が不足してしまわないように、離乳食では鉄分が多い食べ物を意識して摂取しましょう。

離乳食の献立のポイント


赤ちゃんの月齢に合わせて、離乳食の献立を考える際のポイントを紹介します。
ぜひ毎日の離乳食作りの参考にしてみてくださいね。

離乳食初期(〜6ヶ月)の献立のポイント

生後5〜6カ月ごろの離乳食では、1日1回加熱した食材をペースト状にして与えます。
おかゆから始め、慣れてきたらにんじんやじゃがいもなどの野菜類、豆腐やしらすなどのタンパク質を進めて行きます。

この時期はまだ母乳やミルクからの栄養補給がメインなので、栄養バランスよりもアレルギーを起こしにくい食品から始めることが大切です。

離乳食中期(〜8ヶ月)の献立のポイント

生後7〜8カ月ごろの中期になると、離乳食は1日2回になります。
離乳食で1日に必要な栄養の1/3程度を補えるようになってくるので、栄養バランスのいい献立を意識していきましょう。

初期に比べて食べられる食材も増えてきているので、おかゆなどの炭水化物と豆腐や白身魚などのタンパク質、野菜類や果物類などのビタミンやミネラルが補える食品を取り入れましょう。

離乳食後期(〜11ヶ月)の献立のポイント

生後9〜11カ月ごろの後期では、離乳食が1日3回に移行します。
手づかみ食べができるようになる時期でもあるので、離乳食では赤ちゃんが自分で持ってかじり取れる食べ物を用意してあげるとよいでしょう。

栄養の半分程度を離乳食から補えるようになるので、1食で栄養バランスのいい食事を用意するのが理想的です。
栄養バランスを1回で整えるのは大変という場合は、1日かけていろんな栄養素を補えていれば問題ありません。

離乳食完了期(〜18ヶ月)の献立のポイント

生後12〜18カ月ごろの完了期では、栄養のほとんどを離乳食から摂取するようになります。
また離乳食が1日3回と補食が2回増えます。

後期と同様に自分で手で持って食べられる手づかみメニューを組み込んだりしながら、栄養バランスのいい献立を意識しましょう。
補食では普段の離乳食で不足しがちな栄養素や、エネルギー源になる炭水化物などを取り入れるのがおすすめです。

おすすめの離乳食レシピ

赤ちゃんの離乳食では栄養バランスがいい献立を基本として、月齢に合わせたメニューを取り入れましょう。
今回は赤ちゃんの月齢別におすすめの離乳食レシピを紹介します。

離乳食初期(〜6ヶ月)のおすすめレシピ
かぼちゃミルク


【材料(1人分)】
・かぼちゃ         10g
・育児用ミルク(調乳済み) 小さじ1

【作り方】
①かぼちゃは皮を取り除き、柔らかくなるまでゆでてつぶす
②育児用ミルクを①に加えてしっかり混ぜ合わせる

 

離乳食中期(〜8ヶ月)のおすすめレシピ
ブロッコリーと豆腐のとろとろ


   【材料(1人分)】
・ブロッコリー(穂先)    15g
・絹ごし豆腐       25g
・だし汁         大さじ2
・水溶き片栗粉      少々

【作り方】
①ブロッコリーはみじん切りにする
②鍋にだし汁を沸かし、①と豆腐を加えてやわらかくなるまで加熱する
③フォークなどで豆腐をつぶし、水溶き片栗粉でとろみをつける。

離乳食後期(〜11ヶ月)のおすすめレシピ
しらすとほうれん草のおやき


【材料(1人分)】
・じゃがいも     50g
・しらす       小さじ1
・ほうれん草     15g
・しょうゆ      数滴
・片栗粉       小さじ2
・サラダ油      適量

【作り方】
①じゃがいもは皮を剥いてぶつ切りにしておく。ほうれん草はみじん切りにする。
②鍋にお湯を沸かして、①をやわらかくなるまでゆでる
③ボウルに②としらすを加えて、じゃがいもが完全につぶれるまでフォークでつぶす
④しょうゆと片栗粉を加えてよく混ぜ合わせ、小判型に成形する
⑤フライパンに油を熱し④を両面焼く

離乳食完了期(〜18ヶ月)のおすすめレシピ
きな粉おはぎ風おにぎり


【材料(1人分)】
・ごはん    80g
・きな粉    大さじ1
・砂糖     小さじ1

【作り方】
①バットにきな粉と砂糖を入れて混ぜ合わせておく
②ごはんをひと口大に握って①に入れる
③バットを左右に動かしておにぎりを転がし、全体にきな粉をまぶす

栄養バランスの取れた離乳食のために にこにこ鉄分


にこにこ鉄分  
栄養バランスのいい献立を簡単に用意したい方におすすめなのが「にこにこ鉄分」です。
にこにこ鉄分は、赤ちゃんの成長に必要不可欠な鉄分やカルシウム、DHAなどの栄養素を手軽に補える粉末タイプの栄養補助食品です。

普段の料理に混ぜるだけで簡単に栄養を補えるので、手軽に栄養バランスのいい食事を用意したい方はぜひ試してみてくださいね。

まとめ


「栄養バランスの取れた離乳食とは?」「どうやって栄養バランスを離乳食で整えればいい?」と気になる方も多いですよね。
離乳食の赤ちゃんは食べたり食べなかったりすることもあるので、必ず1食で栄養バランスを整えないとと考える必要はありません。

数日単位でいろんな食材を取れていて、栄養バランスが整っているように心がけておくとよいでしょう。

よくある質問

Q1. 子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?
A. 貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。
Q2. 子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?
A. 1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。
Q3. 鉄分を多く含む食材には何がありますか?
A. レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。
Q4. 子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?
A. ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。
Q5. 鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?
A.1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包親子で利用することが可能です。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

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子供にサプリメントは必要?気になる安全性と疑問を管理栄養士が回答

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子供用サプリメントは安全?

子供用サプリメントは安全?

子供の成長に必要な栄養素を手軽に摂れる子供用サプリメント。
「子供用サプリメントは危険?」「食事をうまく摂れない時には必要なの?」など気になる方も多いのではないでしょうか。

子供用サプリメントは医薬品とは違い、安全性や有効性が十分に確保されている訳ではありません。
ただし偏食や少食があって子供の栄養不足が気になるという方は、手軽に栄養を補える子供用サプリメントを利用してみるのもよいでしょう。

子供用サプリメントの選び方

子供用サプリメントの選び方

子供用サプリメントを選ぶ際は、安心して使えるもので子供に合った商品を選びましょう。
今回は子供用サプリメントの選び方を解説します。

不足しがちな栄養を補える栄養機能食品から選ぶ

偏食や少食によってかたよった食事になっている場合は、子供が不足しがちな栄養素を補える栄養機能食品から選ぶとよいでしょう。

栄養機能食品は、1日で必要な栄養素を補える食品です。
商品パッケージにどの栄養素を補えるのか記載されているので、子供の食事傾向から不足しやすい栄養成分を補えるものを選びましょう。

牛乳などの乳製品をあまり食べない場合:カルシウムが補えるもの
魚を食べない場合:DHAやEPAが補えるもの
偏食や少食が目立つ場合:鉄分やタンパク質、ビタミンが補えるもの

年齢に合った形状や容量を選ぶ

子供用サプリメントには離乳食の赤ちゃんでも食べられる粉末タイプや水なしで噛んで食べられるチュアブルタイプ、ドリンクタイプやお菓子感覚で楽しめるグミタイプなど、さまざまな形状のものが販売されています。
子供の年齢に合わせて摂取しやすい形状のものや配合量の商品を選びましょう。

子供用サプリメントは本当に必要?

子供用サプリメントは本当に必要?

子供の偏食や少食は乳幼児期の成長段階でよく見られる特徴で、成長と共になくなっていく傾向があります。
しかし栄養が不足していないか不安な気持ちが大きいと、サプリメントを本当に与えた方がいいのか気になる方もいらっしゃいますよね。

栄養不足が気になる方は上手にサプリメントを利用してみるのもよいでしょう。

栄養不足が気になる時の補助として有効

サプリメントは補いたい栄養素を手軽に摂取できるメリットがあります。
子供に偏食や少食があって栄養不足が気になるという場合は、一時的な栄養補助として取り入れるのに向いています。

食事がうまく摂れていない場合で子供用サプリメントを使用してもいいか迷った際は、かかりつけの小児科に相談してみるのもよいでしょう。

栄養摂取の基本は食事から

サプリメントは安全性や有効性が十分に確保されているわけではなく、あくまでも食品です。
あくまでも足りない栄養素を一時的に補うものとして取り入れ、栄養摂取の基本は食事から摂るように意識しましょう。
乳幼児期ではさまざまな食品を口にして、楽しく食べる習慣を身につけることが大切です。

子供用サプリメントの種類は?

子供用サプリメントの種類は?

子供用サプリメントには、さまざまな種類が販売されています。
食事だけでは不足しがちな栄養素を補えるものや、目的に合わせたサプリメントを選びましょう。

鉄分サプリ

偏食や少食が目立つ場合は鉄分が不足しやすいので、鉄分を補えるサプリメントを取り入れてみるのもよいでしょう。

鉄分は赤血球を作るのに必要な栄養素です。
成長が著しい時期の子供では、食事から積極的に摂取したい栄養成分のひとつでもあります。

カルシウムサプリ

カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
普段の食事で牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品をあまり食べない場合に不足しやすくなってしまいます。
カルシウムを補いたい場合は、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDも一緒に配合されているものを選ぶのもよいでしょう。

DHAサプリ

DHAは、普段から魚をあまり食べない子供が摂取したい栄養素です。
DHAはイワシやサバなどの青魚に多く含まれている成分で、成長期の子どもが積極的に摂取したい成分です。

ビタミンサプリ

「どんな子供用サプリメントを取り入れればいいかわからない」という方におすすめなのが、ビタミンサプリメントです。

ビタミンはからだを作るのに必要な栄養素で、野菜類や果物類、肉類や魚介類などさまざまな食品に含まれています。
子供の食事量が少なかったり、かたよった食事になっていたりする場合に向いています。

おすすめの子供用サプリメント4選

普段の食事だけでは補いきれない栄養素を手軽に補給できる子供用サプリメント。
今回は子供用のおすすめサプリメントを紹介します。

にこにこ鉄分

「にこにこ鉄分」は子供の成長に必要な鉄分やカルシウム、DHAやビタミンをまとめて補えるサプリメントです。粉末タイプなので生後6ヶ月以降の赤ちゃんから与えられます。

子供の脳やからだに必要な栄養素をしっかり摂取したい方におすすめです。

にこにこ鉄分

こども食育グミ

「こども食育グミ」は3歳以上から食べられるグミタイプのサプリメントです。
ぶどう味で美味しく食べながら、カルシウムやビタミンD、コラーゲンや乳酸菌が補えます。
お米由来の植物性乳酸菌K-2が使われているので、乳アレルギーの子供でも手軽にカルシウムが摂取できます。


出典:こども食育グミ 
公式サイト

こどもDHAドロップグミ

「こどもDHAドロップグミ」は、DHAやEPAが配合されているみかん味のグミタイプサプリメントです。
外出時に持ち歩きたい方や子供の脳やからだの成長に必要な栄養素を手軽に補いたい方に向いています。



出典:こどもDHAドロップグミ 
公式サイト

親子deビタミン

「親子deビタミン」は、ビタミンCやビタミンB1、ビタミンB2が補給できるサプリメントです。
子供だけでなく、大人も一緒に食べて楽しめます。
水なしで噛んで食べられるチュアブルタイプなので、外出時のおやつにも向いています。


出典:親子deビタミン 
公式サイト

子供用サプリの注意点

子供用サプリの注意点

子供にサプリメントにはさまざまな種類が販売されているので、補いたい栄養素が配合されている商品を選びましょう。
ただし子供用サプリメントを与える際は、いくつかの注意点も理解した上で利用するように気をつけましょう。

1日の摂取目安量を守る

サプリメントを利用する際は、必ず1日の摂取目安量を守って楽しみましょう。
子供用サプリメントにはお菓子感覚で美味しく食べられる商品も多いので、食べ過ぎると栄養成分の過剰摂取につながる恐れがあります。

1日の摂取目安量は商品パッケージや公式サイトに記載されているので、参考にしながら量を決めて楽しみましょう。

からだに不調が現れたら中止する

サプリメントは体質や体調によっては身体に合わなかったり、過剰に摂取してしまったりすると体に不調を引き起こす可能性があります。

また配合されている成分によってはアレルギー症状を引き起こすことも考えられます。
アレルギー体質の人は、成分表をチェックしてから使用してください。

まとめ

まとめ

子供が好き嫌いが激しかったり偏食だったりする場合に、サプリメントが必要かどうか気になる方も多いですよね。
サプリメントはあくまでも食品で、医薬品のように安全性や有効性を保証されているものではなありません。

子どもにサプリメントを与える場合は、一時的な栄養補助目的として取り入れるのがよいでしょう。
栄養不足が気になる時は、子どもに合わせたサプリメントを試してみてくださいね。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

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子供に必要な栄養素とは?新型栄養失調の対策や栄養素を効率よく摂取するポイントを解説

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子供の栄養不足が問題になっている

身長や体重、臓器などの成長が著しい子供では、食事からさまざまな栄養素を補う必要があります。
しかし好き嫌いや偏食などの食に関する悩みも多くなる時期でもあるため、ママやパパは不安になってしまいますよね。
子供の栄養不足の原因や新型栄養失調を知って、成長のために必要な栄養素を毎日の食事で補いましょう。

子供の栄養不足の原因

子供の栄養不足の原因には、さまざまな要因が考えられます。
特に自我が芽生える乳幼児期では、好き嫌いや特定の食べ物しか食べないといった偏食、少食やアレルギーの有無によって、かたよった食事になりやすい時期でもあります。
栄養不足にならないように、子供の成長に必要な栄養素を毎日の食事から補いましょう。

「新型栄養失調」とは

新型栄養失調とは1日に必要な摂取カロリーは補えているものの、特定の栄養成分が不足している状態のことをいいます。
好き嫌いや偏食、少食などの食に関する問題が多い子供では、新型栄養失調のリスクが高まってしまいます。
ビタミンやミネラル、食物繊維などの不足しやすい栄養素を意識して食事から摂取しましょう。

子供の成長に必要な栄養素

子供の成長には炭水化物、タンパク質、脂質などの三大栄養素に加えて、さまざまな栄養素を補う必要があります。
三大栄養素以外にも意識して補いたい子供の成長に必要な栄養素を解説するので、参考にして毎日の料理で取り入れてみてくださいね。

鉄分

鉄分は赤血球を作るのに必要な栄養素で、子供の健康な成長のためには欠かせない栄養素です。
肉類や魚介類、野菜類に多く含まれている栄養素ですが、噛みにくかったりパサパサしていたりすることが原因で子供が避けやすい食材でもあります。
生後6カ月以降になると、胎児の間にママからもらった鉄分が少なくなっていってしまうため、鉄欠乏にならないように食事から意識して鉄分を補いましょう。

カルシウム

カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。
乳幼児期の食事からのカルシウム摂取量は、大人の2/3程度が推奨されています。
カルシウムが豊富な食べ物は飲み物やおやつとして取り入れる方法もよいでしょう。
ビタミンDやビタミンKなど、カルシウムの吸収を助ける栄養素と一緒に摂取するのがおすすめです。

ビタミン

ビタミンには大きく分けて水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。
ビタミンAやビタミンD、ビタミンB1などのビタミンは種類が多く、それぞれはたらきも違っています。
いろんな食べ物に含まれている栄養素ですが、かたよった食事が続いていると不足しやすくなってしまうため注意が必要です。

タンパク質

筋肉や臓器など、からだの構成成分でもあるタンパク質。
タンパク質は子供の成長に欠かせない栄養素のうちのひとつで、肉類や魚介類、卵や豆類、乳製品などに多く含まれています。
体重や体格から比較すると、成長期の子供では大人よりも多くのタンパク質を補う必要があるので積極的に摂取しましょう。

栄養素を効率よく摂取するためのポイント

子供が栄養不足にならないためにも、成長に必要な栄養素を効率よく摂取することが大切です。
鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質などの子供が積極的に補いたい栄養素を効率よく摂取する方法をご紹介します。

魚を料理に取り入れる

魚には鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質などの成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。
また魚には、子供の考える力をサポートするDHAなどの栄養素も多く含まれています。
栄養不足が気になる時や子供の考える力を育みたい場合には、普段の料理で魚を積極的に取り入れましょう。

サプリメントを使う

特定の食べ物しか食べない場合や魚をあまり食べてくれない場合には、サプリメントを取り入れてみるのもよいでしょう。
子供用のサプリメントには粉末タイプやチュアブルタイプ、グミタイプなど、さまざまな形状のものが販売されています。
子供用サプリメントを使う場合は対象年齢が合っているもので、鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質が補える商品を探してみてください。

子どもに必要な栄養素を補える にこにこ鉄分

にこにこ鉄分 

子供の成長に欠かせない栄養素を毎日料理から補おうと思うと大変ですよね。
子供の成長に必要な栄養素を手軽に補いたい方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。

にこにこ鉄分は、鉄分やカルシウム、ビタミンやタンパク質などの栄養素をまとめて補える粉末タイプのサプリメントです。
生後6カ月以降の赤ちゃんから使えるので、偏食や少食などがあって子供の栄養不足が気になる場合はぜひ試してみてくださいね。

おわりに

乳幼児期の子供に多い偏食や好き嫌い、少食などの食に関する悩み。
特定の食べ物しか食べないと、新型栄養失調などの栄養不足のリスクが高まってしまう恐れもあります。
栄養不足にならないためにも、子供の成長に必要な栄養素を知って毎日の食事で意識して取り入れてみてくださいね。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

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カルシウムを多く含む食品とは?効率よく摂取する方法も同時に解説

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子供にとってカルシウム摂取が大事である理由

にこにこ鉄分

カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。
育ち盛りや伸び盛りの子供をサポートしてくれる栄養素でもあるため、成長期の子供は特に意識して摂取したい栄養素のうちのひとつでもあります。

カルシウムを多く含む食品や効率よく摂取する方法を知って、毎日の食事からカルシウムを補いましょう。

カルシウムを多く含む食品

カルシウムを多く含む食品カルシウムは、さまざまな食品に含まれている栄養素です。今回はカルシウムを多く含む食品を紹介します。

普段の子供の食事やおやつ、飲み物から積極的に取り入れてみてくださいね。

カルシウムを多く含む食品①乳製品

カルシウムは牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれています。

また牛乳などの乳製品に含まれているカルシウムは他の食品に比べて吸収率が高く、1回の摂取量も多くなりやすいため効率よくカルシウムを補えます。
食事だけでなく、子供のおやつや飲み物としてカルシウムが豊富な乳製品を取り入れるのもよいでしょう。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)

パルメザンチーズ:1,300
チェダーチーズ:740
プロセスチーズ:630
ヨーグルト(無糖):120
飲むヨーグルト:110
普通牛乳:110

カルシウムを多く含む食品②魚介類

魚介類もカルシウムを多く含む食品のうちのひとつです。
カルシウムを効率よく摂取したい場合は、骨ごと食べられる小魚などを取り入れるのもよいでしょう。
小魚は、しっかり噛んで食べられるようになる3歳ごろから与えられます。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)

干しえび:7,100
かたくちいわし(煮干し):2,200
さくらえび(煮干し):2,000
まあじ(骨付き・生):780
しらす干し(半乾燥):520
いわし缶詰(味付け):370

カルシウムを多く含む食品③大豆製品

きなこや豆乳などの大豆製品にも、カルシウムが豊富に含まれています。 
大豆製品には離乳食の赤ちゃんから使える食品も多いので、普段の料理で積極的に摂取しましょう。
肉類や魚類と比べるとカルシウム含有量は少なめですが、子供が好んで食べられる食品も多いので食べる頻度を多めにするなどの工夫を取り入れるのがおすすめです。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)

おから(乾燥):310
油揚げ:310
がんもどき:270
きなこ:180
木綿豆腐:150
納豆:91
調整豆乳:31

カルシウムを多く含む食品④野菜類

カルシウムは、野菜類にも多く含まれています。小松菜やチンゲンサイ、切り干し大根や白菜などの野菜に多いので、子供が食べやすい食品を取り入れてみてください。

子供は食べにくさから葉野菜を嫌がる場合があります。しっかりゆでてみじん切りにして与えるのもよいでしょう。
カルシウムを多く含む野菜類の見た目を嫌がる場合は、好きな食べ物に混ぜて与えるのもおすすめです。

▼100gあたりのカルシウム含有量(mg)
切り干し大根(乾):500
パセリ(葉・生):290
大根の葉:260
モロヘイヤ:260
小松菜:170
菜の花:140

カルシウムを効率よく摂取する方法

カルシウムを効率よく摂取する方法
子供の成長に必要不可欠なカルシウムを効率よく摂取するためには、いくつかのポイントを押さえておくとよいでしょう。

さまざまな食品に多く含まれているカルシウムを効率よく摂取する方法を紹介します。 

吸収を促進する栄養素と同時に摂取する

カルシウムを効率よく摂取するために最も重要なのが、吸収をサポートする栄養素と同時に摂取する方法です。

カルシウムの吸収をサポートする栄養素には、ビタミンDやビタミンK、マグネシウムなどがあります。

ビタミンDが多い食品:さけ、さんま、しらす、きのこ類、卵
ビタミンKが多い食品:ブロッコリー、モロヘイヤ、小松菜、納豆、わかめ
マグネシウムが多い食品:あさり、かつお、わかめ、切り干し大根、玄米 

吸収を阻害する栄養素との食べ合わせを避ける

カルシウムを効率よく摂取するためには、カルシウムの吸収を阻害する栄養素との食べ合わせを避ける方法もおすすめです。

カルシウムの吸収を阻害する栄養素には、フィチン酸やシュウ酸、リンなどがあります。食物繊維が多い食品や豆類に多いフィチン酸やシュウ酸は、加熱することによって取り除くこともできるので調理に工夫を取り入れるのもよいでしょう。

またカフェインやアルコールも、カルシウムが多い食品と組み合わせて摂取するのは避けましょう。

夕食時〜就寝前に摂取する

カルシウムを効率よく摂取したい場合は、夕食時から就寝前にカルシウムを多く含む食品を摂取するのもよいでしょう。夜のカルシウムは吸収効率が日中よりいいともいわれています。

ただし脂肪分の多いものや高カロリーな食品は、太ってしまったり睡眠に悪い影響をもたらしたりする恐れもあるので気をつけましょう。

屋外で適度な運動を行う

効果的にカルシウムを補いたい場合は、日光を浴びながら屋外で適度な運動を行うのもよいでしょう。日光を浴びると体内でカルシウムの吸収をサポートするビタミンDが合成されます。

適度な運動は、骨に刺激が加わる程度のウォーキングや筋力トレーニングなどがおすすめです。

適切な睡眠時間を取る

カルシウムを多く含む食品を食事から摂取しながら適切な睡眠時間を取ることは、効率よくカルシウムを補うことに効果的です。
カルシウムは、朝や日中よりも夜に吸収率が高いともいわれています。睡眠不足にならないように、睡眠時間はしっかり確保して過ごしましょう。

<子供における年齢別推奨睡眠時間>

1〜2歳:11〜14時間
3〜5歳:10〜13時間
小学生:9〜12時間
中学生・高校生:8〜12時間

サプリメントで摂取する

カルシウムを多く含む食品が苦手だったり、食事量が少なくて必要量が補えなかったりするとカルシウム不足が気になってしまいますよね。

カルシウムを効率よく摂取したい場合は、サプリメントから補うのもよいでしょう。
子供に与える場合は、対象年齢に合ったカルシウムサプリメントを選ぶといいですね。

鉄分・カルシウムが同時に摂れる にこにこ鉄分

にこにこ鉄分

育ち盛りや伸び盛りの子供に必要なカルシウムは食事からも摂取できる栄養素ですが、偏食や少食などの問題があるとなかなかうまくいかないと悩むママやパパも多いのではないでしょうか。
カルシウムを手軽に摂取したい方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。

にこにこ鉄分にはカルシウムだけでなく、偏食や少食などの問題を抱える子供が不足しやすい鉄分も一緒に補えます。
また成長に必要不可欠なタンパク質やビタミンなどの栄養もまとめて補えるので、ぜひ試してみてくださいね。

おわりに

おわり

骨や歯の形成に必要な栄養素のカルシウムは、成長期の子供が不足したくない成分のうちのひとつ。毎日の食事でカルシウムを多く含む食品を取り入れてみてください。

カルシウムを効率よく摂取するためにはさまざまな方法があるので、自分に合った対策を取り入れてみるのもよいでしょう。

ライタープロフィール

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

よくある質問

Q:子どもが鉄分不足になると、どんな症状がありますか?

貧血(顔色が悪い、疲れやすい)、集中力低下、食欲不振、イライラしやすいなどの症状が出ることがあります。

Q:子どもに必要な鉄分の摂取量はどれくらいですか?

1~2歳で約4.5mg、3~5歳で約5.5mgが目安です。食事からの摂取が基本です。

Q:鉄分を多く含む食材には何がありますか?

レバー、赤身肉、しらす、かつお、ほうれん草、小松菜、大豆製品などが挙げられます。

Q:子どもが鉄分の多い食材を嫌がる場合、どうしたらいいですか?

ハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、スープにするなど調理を工夫するのがおすすめです。

Q:鉄分のサプリメントは子どもに飲ませても大丈夫ですか?

1日の推奨量の範囲内であれば問題ありません。にこにこ鉄分は1日1包、親子で利用することが可能です。

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【2025年最新版】DHAとは?子どもに与える効果や効率的に摂取する方法を解説【管理栄養士執筆】

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DHAとは?

DHAは魚や植物の脂に多く含まれている脂肪酸で、さまざまな健康効果が期待されている成分です。

DHAは体内での合成ができないため、食事から摂取する必要があります。

子供の成長にも欠かせない成分なので、普段から魚をあまり食べない方や脂っこい食事を好む方は積極的にDHAが多く摂れる料理を取り入れましょう。

EPAとの違い

EPAは、DHAと同様に魚の脂に多く含まれている不飽和脂肪酸です。

イワシやサバなどの青皮魚に多く含まれているため、普段から魚をあまり食べない方は意識して補う必要があります。

DHAは子供の発達にもいい成分ですが、魚のサラサラ成分が補えるEPAは成人がしっかり補いたい成分です。

DHAの効果


魚や植物に多く含まれているDHAは、成長が著しい時期の子供にとってさまざまな健康効果が期待されています。

今回はDHAがもたらす子供へのメリットについて解説します。

子供の脳や神経の発達に貢献する

DHAは機能性表示食品として、認知機能の一部である記憶力(数・ことば・状況などの情報を記憶し、思い出す力)を維持する機能が報告されている成分です。

子供の脳は3歳までに約80%、6歳までに90%が完成するといわれています。

脳や神経の成長が著しい乳幼児期の子供では、食事から意識してDHAを摂取しましょう。

子供の心の発達に貢献する

DHAは、子供の心の発達にも重要な栄養素です。子供は大人のように考えることはまだできませんが、4〜5歳になると相手の気持ちが徐々にわかるようになってきます。

子供の心の発達のためにも栄養バランスのいい食事を意識しながら、DHAが豊富な食べ物を取り入れましょう。

子供の読解力をサポート

物事を深く考えられる子供に育ってほしいと願うママやパパも多いですよね。

脳や神経の成長のサポートをするDHAは、子供の読解力にいい影響をもたらす可能性が期待されている成分です。

絵本の読み聞かせや語りかけなどの遊びを取り入れながら、毎日の食事でDHAが多い食べ物を摂取しましょう。

子供眼育におすすめ

幼児期からの適切なDHAの摂取は、視覚機能の発達に影響をもたらす可能性があると期待されています。

ただし視力は遺伝や生活習慣、環境や目の管理などさまざまな要因によっても影響を受けるため、DHAによって必ず改善するというわけではありません。

DHAを摂取するだけでなく、眼育に悪いものを改善する方法も取り入れましょう。

DHAが子供の認知機能に及ぼす影響

近年行われた研究【Effects of oily fish intake on cognitive and socioemotional function in healthy 8-9-year-old children: the FiSK Junior randomized trial】では、子供のDHA・EPAの摂取量と認知力には相関があることがわかっています。
この研究では、1週間あたり300gの鶏肉を摂取した子供たちのグループと、魚を摂取したグループを調査し4ヶ月後に認知度を測るテストを行なっています。その結果、魚を摂取していたグループの赤血球中のEPA及びDHAは4.9から7.3%に増加し、認知度のテストでも好成績を上げた、という結果が出ています。
また「2019年国民健康・栄養調査」によると、特に若年層は魚の摂取量が顕著に少ない傾向にあるため、子供が小さなうちから習慣的に魚を摂取する環境が必要となりそうです。

おすすめのDHAレシピ3選

成長期の子供にとって、さまざまな健康効果が期待されているDHA。

DHAは魚や植物の脂に多く含まれている栄養素ですが、缶詰や卵、マヨネーズなどにも含まれている栄養素です。

普段魚をあまり食べないという方にもおすすめのDHAレシピを3つ紹介します。

レシピ1「ツナマヨカレー風サンド」


【材料(幼児1人分)】
・食パン(耳なし・6枚切り)…1枚
・ツナ缶(油漬)…1/2缶(約30g)
・カレー粉…少々
・マヨネーズ…小さじ2
・塩…少々

【作り方】
①ボウルにツナ缶とカレー粉、マヨネーズ、塩を加えてよく混ぜ合わせる。
②食パン全面に①を塗り、半分に切って重ねる。
③トースターで4分焼く。

レシピ2「納豆チーズオムレツ」


【材料(幼児3人分)】
・卵…2個
・牛乳…大さじ1
・納豆…1パック(約40g)
・ピザ用チーズ…小さじ1
・サラダ油…適量

【作り方】
①ボウルに納豆と付属のタレ、ピザ用チーズを加えて混ぜておく。
②卵は溶き卵にして、牛乳を加えてからしっかりと混ぜ合わせる。
③フライパンに油を熱し、②を流し入れて片面が焼けたら①をのせる。
④卵で包むように巻いてひっくり返し、弱火で卵に火が通るまで加熱する。

レシピ3「サバ缶で作る塩ラーメン」


【材料(幼児2人分)】
・中華麺…120g
・サバ缶(水煮)…60g
・長ネギ…10g
・わかめ(乾)…少々
・水…320cc
・鶏がらスープの素(顆粒)…少々
・塩…少々

【作り方】
①長ネギはみじん切りにしておく。わかめは水に戻して細かく刻む。中華麺は十文字に切る。
②鍋に水、鶏がらスープの素、塩を加えて火にかける。
③沸騰してきたら①とサバ缶を調味液ごと加え火が通るまで加熱する。

DHA・カルシウム・タンパク質・鉄分が同時に摂れる「にこにこ鉄分」

子供の成長に欠かせないDHAは、主に魚を使った料理から摂取できる栄養素です。

価格の高い魚は手を出せないという方や子供が魚嫌いで食べないなどの理由から魚を取り入れられないという方も多いのではないでしょうか。

子供の成長のためにもDHAを手軽に効率よく摂取したいという方には「にこにこ鉄分」がおすすめです。


にこにこ鉄分は粉末タイプのDHAサプリメントなので、毎日の料理に混ぜるだけで魚を使わなくても簡単にDHAを補えます。

DHAだけでなく、カルシウムやタンパク質、鉄分などの子供の成長に必要不可欠な栄養素がまとめて補えるので、栄養バランスが気になるママやパパはぜひ試してみてくださいね。


おわりに


DHAは大人だけでなく、子供にとってもさまざまな健康効果が期待されている成分です。

普段の料理であまり魚を摂らないという方は魚の缶詰やマヨネーズなどの加工品などを取り入れながら、DHAが多い食べ物を積極的に食事で取り入れてみてくださいね。

【ライタープロフィール】

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。

赤ちゃんの栄養不足 鉄欠乏性貧血の症状を解説

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赤ちゃんに発症しがちな鉄欠乏性貧血

赤ちゃんの健康な成長のためには、エネルギー源である「炭水化物」や「脂質」、身体を作る「タンパク質」などの栄養素を食事から補う必要があります。

また子供の学ぶ力をサポートする「DHA」や、赤血球を作るのに必要な栄養素である「鉄分」などの栄養素も積極的に摂取するとよいでしょう。

鉄欠乏性貧血の発症しやすい時期

胎児のうちにママからもらった鉄分が生後6カ月以降になると減り始めます。
また生後9カ月ごろでは、鉄欠乏性貧血のリスクが高まる時期でもあります。

生後9カ月ごろになると離乳食が1日3回になるなどステップアップしていくことで、母乳や育児用ミルクを飲む量が減ってくることも原因のうちのひとつです。
離乳食作りの際は、意識して鉄分が多い食べ物を取り入れましょう。

鉄欠乏性貧血の症状

鉄欠乏性貧血が起こるとさまざまな症状が現れます。乳幼児期の栄養不足の症状は大人のように分かりやすくないので、不安に思うことがあれば病院を受診して医師に相談してみてください。

・不機嫌な日が続く
・活発的に動き回らない
・食欲がない
・顔色が悪く青白い  など

栄養バランスの取れた食事のポイント

赤ちゃんの成長に欠かせない鉄分。
赤ちゃんが栄養不足にならないように、鉄分が多い食べ物を取り入れて栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

鉄分を多く含む食材を取り入れる

赤ちゃんの健やかな成長のために欠かせない鉄分は、毎日の食事で積極的に取り入れましょう。
鉄分を効率よく補給したい場合は、肉や魚など体内での吸収率が高いヘム鉄から栄養を補うのがおすすめです。

生後9カ月ごろの離乳食後期では離乳食が1日3回になるため、食べられる量や食材が増えてきます。
普段の料理に鉄分を多く含む食材を混ぜたり、トッピングしたりして手軽に鉄分を補いましょう。

子供におすすめの鉄分が多い食べ物や食べ方については、下記記事にて詳しく解説しております。

 

おやつを使った鉄分補給

離乳食完了期の1歳から1歳半ごろになると、1日3食の離乳食だけでは栄養が足りなくなってしまいます。
そのため離乳食完了期ごろからは、食事に影響しない程度のおやつが必要になります。
子供のおやつはあくまでも食事の一部として、普段の食事で不足しやすい栄養素を補えるタイミングだと考えておくとよいでしょう。

おやつに鉄分が多い食べ物や市販の赤ちゃん用のお菓子を取り入れると、手軽に鉄分を補えるのでぜひ試してみてくださいね。

赤ちゃんの鉄分不足が気になる時におすすめのおやつについては、下記記事にて詳しく解説しておりますので参考にしてみてくださいね。

サプリメントの活用

赤ちゃんの栄養不足が気になる時は、赤ちゃん用のサプリメントを取り入れてみるのもおすすめです。
最近では赤ちゃん用として粉末タイプや、ラムネ感覚で食べられるお菓子タイプのものなどさまざまな形状のサプリメントが販売されています。

赤ちゃんの月齢に合わせて食べやすいサプリメントを選ぶとよいでしょう。

赤ちゃんの鉄分補給におすすめのにこにこ鉄分




赤ちゃんの成長に必要な鉄分などの栄養不足が気になる時には「にこにこ鉄分」がおすすめです。
にこにこ鉄分は生後6カ月以降の赤ちゃんから食べられる粉末タイプのサプリメントで、普段の料理に混ぜるだけで簡単に鉄分を補えます。

また鉄分だけでなくタンパク質やカルシウム、ビタミンやミネラルなど、赤ちゃんの健やかな成長に必要不可欠な栄養素もまとめて補えます。

栄養不足による症状が現れないように工夫したいという方は、ぜひ試してみてくださいね。

おわりに


生後6カ月ごろから体内の鉄分が減り始め、生後9カ月ごろになると鉄欠乏性貧血の発症のリスクが上がる赤ちゃん。
赤ちゃんの栄養不足ではさまざまな症状が現れますが、大人のように明確な状態で現れないために分かりにくい特徴もあります。

健やかな成長のためにも鉄分が多く含まれている食べ物を、普段の食事で積極的に取り入れてみてくださいね。

【ライタープロフィール】

谷岡 友梨
保育園の管理栄養士として働きながら、ママやパパからの離乳食相談や離乳食や幼児食のレシピ考案にも携わっている。
1児の娘の母として仕事と育児の両立に奮闘中。